Violet@Tokyo

やっと調停までこぎつけたけど、1か月先の予定が組めないもどかしさ

約3分



姉から連絡がありました。努力の甲斐あって、第1回目の調停が2月23日に決まりそうです。

“決まりそう”というのは、姉が足りない書類を届けたついでに調停開始の時期を裁判所に質問したら、このような答えが返ってきたそうです。

そのため確定ではなく、だいたいの目安です。でもここにたどり着くだけでも長い道のりだったので、とりあえず一歩前進です。けど本番はこれからですけどね。

ひと月先の予定も組めない

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姉は「来月23日の第1回目の調停は大丈夫か?」と私に聞いてきました。

大丈夫かと言われても、1か月後、私はどうなるのかと、ほんの1か月先の予定も組めない状態です。それが病気をするということなんですね。悔しいです。こうなれば1か月先を楽しみにするはずなのに、今はそのころに手術があると思うと本当に怖いです。

事情があって調停に参加できない場合は?

問題は、私が遺産分割調停の申立人の一人であることと、話し合いの末に、全員の合意が得られれば全員のサインが必要になる…、つまりそれにはどうしても私が出席する必要があるということです。

申立人は私だけではないので話し合いの席では姉たちに頑張ってもらうしかありませんが、協議書の作成という段階になれば出るしかありません。

でも治療の過程によってどうなるかがわからないのが現状です。かなり体力が消耗するはずだと言われました。

それで裁判所には、もし私が出席できない状況になった場合はどうしたらいいのかを質問しました。

委任状を書いて夫に、と思っていましたが、たとえ家族でも、本人の希望であってもそれはダメで、弁護士に頼むしかないとのことです。

入院の日程も決まらず

紹介された大病院に行きました。とても有名な病院で、多摩エリアでは一番ではないでしょうか。ここなら何とかなりそうな気になりました。

でも待ち時間が半端ではない。1時半の予約なのに、診察開始は4時過ぎ。問診や触診などの子宮がん検診の後にレントゲンや心電図、血液検査をしました。

結局全ての検査が終わったのは午後7時過ぎでした。「何のための予約なの?」と聞きたくなります。飛び込みで行ったわけでなく、「この時間に来てくれ」と言われたからそれに合わせて行ったのに、患者は待つのがあたりまえという感じでした。

実際その病院でも、特に急がない手術の場合は半年先になり、予約がない患者は、その日に診れる保証はないという高度医療が売りの病院。早い話、「難病以外の患者は来るな」というシステムです。

治療には1年かかるというのに…

そんな状況なので手術はとても立て込んでいて、まだ手術の日程が組めない状態です。その間に私のがん細胞が増殖しなければいいけど…。ここまで大きくなったら、少しくらい遅れても変わらないということでしょうか。

私としては、治療の日程が決まらないのが大きなストレスです。そうでなくても、手術の後には抗がん剤も控えています。場合によってリンパ節を切る手術は、腫瘍摘出とは別になるとも言われましたから、もろもろ合わせると、トータルで治療には1年かかります。

そのような状態で、「来月は大丈夫?」と聞かれても、返事なんてできません。情けないです。

 

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