【岩手・中2自殺】やっといじめを認めるものの因果関係は否定

岩手県矢巾町北中2年の村松亮君の続報が入ってきました。やっと学校側はいじめがあったことを認めました。詳細は以下をご覧下さい。

同校は、今月7日から全生徒445人を対象に、村松さんへのいじめについて尋ねるアンケートを実施。いじめを見聞きしたと回答した生徒のほか、同じクラスや運動部の生徒ら計約130人に詳細な聞き取り調査を行っている。教職員らの聞き取りも進めている。

関係者によると、アンケートでは、村松さんと同じクラスや運動部ではない生徒だけでも約60人が、いじめを見たり聞いたりしたと回答していた。村松さんが頭を机に押しつけられるような行為に関する記載もあった。さらに、聞き取り調査で、村松さんへの嫌がらせを認めた生徒がいたという。

いじめ防止対策推進法では「生徒が心身の苦痛を感じている行為」をいじめとしている。
同校は、アンケートや教職員らの聞き取りなどから、村松さんに精神的な苦痛を与えていた可能性が高いとして、来週中にもまとめる報告書で、いじめを認める表現を盛り込む方針だ。
ただし、いじめと自殺の因果関係については、関連はうかがえるものの、自殺の原因と断定するのは困難とみて、報告書では触れられない見通し。
報告書には、いじめの経緯なども盛り込む方針で、細かな事実関係を精査している。

※毎日新聞・「岩手・中2自殺:学校、いじめ認める 因果関係触れず、近く報告書」(2015年07月18日)より抜粋

異常さばかりが際立つ岩手県矢巾町北中

すごく後味の悪い事件です。学校ばかりの責任ではないとわかっていても、顔を隠したままインタビューに答える校長の不自然さ、仮病を使って学校に出てこない担任、「余計なことはしゃべるな」と生徒に口止めをする学年主任など、続報を見聞きするたびに腐りきった学校の姿が浮き彫りになります。

それだけでなく、被害に遭った村松君の父親をtwitter上で誹謗中傷するバカッターまで登場しました。これでは自殺した亮君も浮かばれないでしょう。MAG2NEWS・「いじめではない証拠」の厚さが5cm!学校の隠蔽体質は変えられるのか?によれば、岩手県のいじめに対する考え方はかなり特殊で、いじめ解決困難県の一つであるとのことです。

ネット私刑・いじめ加害者情報が次々と上がる

数日前からは、2ちゃんねるに「私刑」と称して加害者の名前や住所、顔写真だけでなく家の写真までアップされています。検索すればかんたんに出てくるでしょう。

川崎の事件でも感じたことですが、「これも時代なのかなぁ」と思って見ていました。

確かに歯がゆいですしあんなふざけた報告書を見れば誰だって不愉快です。でも私刑は違法ですし、死んだ亮君は戻ってきません。 名前を晒しても加害者は心から反省するとは思えません。

この年頃のいじめは万能感を満たすためのものですから、善悪なんて二の次で、自分の楽しみのためにやっているのです。

もし反省するとしたら、遠い将来、自分に守るものができた時かもしれませんね。

例えば自分の子どもが亮君と同じ目に遭うというように、自分のやったことの報いが自分の愛する者に返って来た時に、もしかしたらほんの少しは良心の傷みを感じるかもしれません。

愛情を感じ取る能力があれば…の話ですが、少なくとも今は無理。

彼らは実に緻密に石橋を叩きながらいじめをエスカレートしてきました。

最初は小さないじめからスタートし、「このくらいなら大丈夫」と、一つ一つの安全を確認しながら…。

亮君の訴えによりいじめの事実を学校側に知られてからは少し行動を抑えて様子を見ます。だから1年の時に「いじめは解決した」と学校が認識します。

それが今回の悲劇の一因で、チクられたことによって彼らは思い通りにならない怒りを沸々とたぎらせます。と同時に「なんだ、親や教師の力なんてたかが知れている」という学習をさせてしまいました。だから2年になって一気にいじめがエスカレートしたのです。

もし1年の時点で学校ではなく、最初から警察に相談したり法律をチラつかせれば、相手はもっと怯えたかもしれません。

いじめた相手をぜったいに喜ばせてはいけない

この報告書によれば、相手が自殺するまでいじめを続けても、自殺の原因にはならないということです。つまりいじめ得になるのです。

そんなヤツらのために命を落とすなんて、それこそ癪に触ると思いませんか?

もし、今いじめに遭っているなら、とにかく証拠を残すことです。

学校がいじめでない証拠を集める体質だとするなら、いじめであるという証拠を自分で集めるしかありません。逃げる勇気も必要ですが、逃げるにしても自分の身を守ってくれるのは有無を言わせぬ証拠です。

いじめられることが恥ずべきことではありません。いじめる側が人としてクズなのです。親に心配をかけたくないなんて思ってはダメ。親は子どもを守るためならどんなことでもするはずです。だって我が子がいじめ抜かれて死を選ぶ方が、親には一番つらいことなんですから。

体に害を加えられたら診断書を作る、物を壊されたらそれを写真に撮る、心理的な嫌がらせならその詳細を日付入りで文書に残しておくなど、できるだけ多くの証拠を残すことです。

学校に報告して動かない場合は、「ここをあてにしたら自分はダメになる」と、自分から見切りをつけ、教育委員会や警察、場合によっては弁護士を入れてもいいです。

証拠を集めて周囲を囲い、どんどん上に話を持ちかけ逃げ道を塞ぎ、上から叩くのが一番です。

そこまでやっても改善しなければ、いじめの加害者が得をするような学校になんて通う必要はありません。フリースクールという選択肢もあります。

何があってもいじめた相手を喜ばせてはいけません。

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