Violet@Tokyo

「生きる悪知恵」 by 西原 理恵子・読みました

約 5 分

「生きる悪知恵」西原理恵子著

正しくないけど役に立つ60のヒント

思わず吹き出す、痛快、だけど奥が深い、時に軽い。 少し前に読んで、あまりに面白い人生相談エッセイだったのでご紹介します。

内容紹介

以下、amazonより抜粋

『ぼくんち』『毎日かあさん』で知られる人気漫画家・西原理恵子さんが、波瀾万丈な人生経験をふまえて、恋愛、家族関係から仕事、おカネの問題まで、あらゆる悩みに答える「人生相談」エッセイです。 主な項目は以下の通りです。 「70社受けてもダメ。出口の見えない就活に疲れ果てました」 「苦手な上司に毎日のように飲みに誘われます」 「結婚して5年。妻がブクブク太っています」 「夫が浮気しているようです。追及すべきでしょうか」 「息子の部屋からロリコン漫画が出てきました」 「60代の父が30代の女性を同棲。妙にやつれてきました」 「頼まれるとイヤと言えない性格を何とかしたい」 「夫が痴漢で逮捕されました。無実を信じたいのですが」 「小銭を借りて返さない同僚に困っています」など。

林真理子さんの「野心のすすめ」とはガラリと違う雰囲気。 この本の雰囲気は、例えばそうですね・・。

気心知れた仲間たちが集まってくるようなごくごく大衆的なスナックでの話題って感じです。

そこの気風のいい肝っ玉ママさんが「アンタ、そんなことでくよくよしてんじゃないわよっ、ガハハッ」と明るくあっけらかんと笑い飛ばして励ましてくれるみたいな、押し付けがましくない人生相談。

だけどすごく的をついているし、正論です。 下ネタあり、すごく真面目な話題ありと、内容は多岐に渡ります。

思わず笑ってしまったのは、例えばこれ。

相談 : 義母からの「早く子供を」とのプレッシャーがつらいです。

答え : そのうち死ぬから、放っておけ。

これはあらゆる場面で使える考え方。

口やかましくガミガミとお説教たれる年長者や、いらぬおせっかいを焼いてはいい人ぶる、わかってないのにわかったようなことを言う出しゃばりおばさんてどこにもいるけど、そんなのにいちいちイライラしてたら身がもたない。

「そのうち死ぬから放っておけ」と、心の中でアッカンベーでもしていればいい。

心に残った言葉

第一章の仕事編から

相談 : やっとの思いで就職した会社が、いわゆるブラック会社でした

嫌な会社って嫌な人しかいないの。 それでいい会社はいい人しかいない。 いい会社はいい人が悪い人をはじき出すから。 逆に悪い会社は悪い人がいい人をはじき出す。

ダースベイダーが棲んでいるような凄まじい悪の巣窟になっている。

相談 : 「ミスは人のせい、手柄は自分のもの」という上司を改心させる方法は?

告げ口とは違います。 日本人は告げ口を嫌かるけど、言わなきゃいけないことを黙ってる人がすごく多い。 「私の胸にとどめておけば丸く収まる」というのは、結果的にはウソをつくのと一緒。 情報は絶対に開示した方がいい。 そうじゃないと、この上司の方が正しいことになってしまう。

どんな間違った情報でも、真っ赤なウソでも、絶えず発信し続けた人間が勝つんです。 「あのいじめはなかった」「あのセクハラはなかった」って、どんな証拠があっても言い続けると、それが正義になっちゃうんですよ。

世界の歴史を見てもそうでしょう。 どんなに正しくないことでも、信念さえあれば正しくなる。 そう思っている人間ほど強いもはないですからね。 こういう上司は弱い者にはとことん強く、強い者にはペコペコする。 だから力をつけて強い立場になるか、もっと上の人に言うしかない。

答え : 相手の悪事をみんなに晒せ

感想

なぜこの二つかといえば、私の場合は、やはりクラブのこととリンクしています。

別に悪徳でもないし手柄を横取りするような人がいたわけではないけど、身勝手かつ無責任で無気力な人ばかりでした。 その結果、廃部・・・。

なぜそうなってしまったかといえば、そういう人たちが向上心のある人をつぶしてきたからだと思います。

しかもそれが許されてきた・・ それが最大の問題。

なぜ許されてきたのか?

情報を開示する人がいなかったから。 いや、させなかったのです。 無責任な人たちが居心地の良い空間を作るためのとっておきの秘策とは、「余計なことは言うな」と口止めをすること。

それによって向上心のある人は被害をこうむるのです。 今回の私のように。 だから今まであったことの全てを説明したわけだけど、それは告げ口ではなく、情報の開示だと思っています。

言うべき時は言わなきゃダメ。 黙っていたらウソをつくのと一緒と書かれていたけど、確かにその通りです。

ただし、言う相手はしっかり選ばなきゃ。 この一文を読んで更にその思いが強くなりました。

最後に

相談内容が多岐に渡るので、最近の出来事と照らし合わせてこの二つだけをピックアップしたけど、人によって置かれた状況によって、読んでてスカッとする言葉が違うでしょう。

そのくらい、笑って納得してスッキリする一冊です。 おススメ❤

 

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(最終更新:2017/12/11)

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