これって女性に多いのでしょうか?
誰かをけなした後に、「そこいくと私なんて」「私なんか」から始まるから卑下するのかと思いきや、延々と語る最終目的地は、「いかに自分がその人に比べてがんばっているか」に持ち込む人。
つい先日LINEにそんなメッセージが入っていて、それを読んだら無性にモヤモヤしたわけです。私のモヤモヤポイントは以下。
イラッ
- 「私なんて」、「私なんか」というフレーズは、「自分下げ」のみに使用してくれ
- がんばってるアピールするために、他人を引き合いに出す必要がどこにある?
- 「がんばる」って、人にアピールするもの?
- 人からよく思われたくてがんばってるの?
今回はたまたま「がんばってるアピール」だったので、上記のような文面ですが、アピールの内容に違いはあっても手法は同じです。
以前こんなことを言っている人もいました。
「Aさんてあの年で貸家に住んでいるんですってね。私なんて家が広いから掃除が大変で…」
これも典型的「他人下げ&自分上げ」のマウント行為です。
このように巧妙さを装う面倒な女は、どう対処したらいいのでしょうか。
「私なんて」には「私なんて」で倍返し
相手が幼稚ならその上を行く幼稚さで対処しましょう。
先の持ち家の件で、私はこう答えました。「ほんと、家が広いと掃除が大変よねー。だから私なんて、お掃除は業者に頼んでいるの、オホホ〜」
もちろん真っ赤な嘘です。でもどうせ嘘をつくなら「私の実家は大阪城」くらいのスケールの大きい話にすり替えてしまいましょう。
イヤミな話題を笑いに変える。すると相手はそれ以上のことを言えなくなります。だってそんなセンスは持ち合わせていませんから。
おかげで二度と私に「大豪邸ネタ」を披露することはしなくなりました。
「がんばってるアピール」への対応
日本人がやたらダイスキなフレーズ・「がんばる」は、漢字では「頑張る」と書きます。実はこれ、あまりいい言葉ではないんですよ。
「頑張る」というのは賭場の言葉で、まわりに「もうやめろ」と言われても頑なに同じのに張り続けることで、けして良い言葉ではありません。
賭場の話はさておき、一般的な意味合いの「がんばる」に関して。がんばってるかどうかを判断するのは他人。しかし判断基準は人によってマチマチですから、他人にことさらアピールする必要なんてないわけです。にも関わらずそれをするということは、「私を認めて!」という承認欲求(※補足参照)のなせるワザ。
それならそれを満たしてあげればいいのです。完璧ウソとわかる褒め殺しで。
「あなたは優雅に泳ぐ白鳥なの。「がんばってる」なんて人に言ったらイメージダウンよ!!」
ただし心にもない言葉だと確実にわかるよう、できるだけそらぞらしく、無表情のまま棒読みで伝えるのがポイント。目を泳がせるのを忘れないでね。
【※補足】不健全な承認欲求とは
他人を引き合いに出す人の特徴
先の例に挙げた大豪邸ネタにしろがんばってるアピールにしろ、他人のどうでもいいような、取るに足らないことを比較の対象にして、最終的に「わー、すご〜い」と、周囲に思わせようとする人の特徴をご紹介します。
特徴
- 自分と他人との境界線が曖昧・線引きができない
- 人からどう見られているかを気にするあまり「いい子ちゃん」ぶる
- 自信がないからどうでもいいネタばかり探して優位に立とうとする
- 相手を上げて自分下げし、最終的に自分上げをする高度なテクニックも使う
「羨ましい」の言葉が聞きたい、痛い言動
上記1〜3まではウザいながらギリギリ許せるけど、いちばんイヤミだなと思うのは、④のタイプ。「上げたり下げたり、ジェットコースター女か?」と言いたくなります。
こんな人もいます。体型を気にしている人をつかまえては、やたら大食い自慢するのですが、言い方が実にイヤミ。
例えば
「男性から見れば、女性はぽっちゃりの方が魅力的よね〜。
私なんて、いっくら食べても太れなくて悩んでいるの〜。
だからBさんが羨ましい…」
みたいな?
でも聞いている私はこう感じます。
「アホか?
遠回しにBさんを「デブ」だと言ってるのがわからないの?
それとも、わかった上で言ってる確信犯か?」と。
目的のためには手段を選ばず
この「いくら食べても太らない自慢」て、意外と多いです。口ではわざとらしく「羨ましい」と言いながら、そういう人ほどやたら体の線をアピールする服装をするのが痛いところ。要は自分が「羨ましい」と言われたいのでしょう。
聞いてる側は「だからといって、他人をダシにする必要がどこにある?」と思うのに対し、自慢することだけが目的の本人は、それがわかりません。この見事なズレっぷりに対してイラっとするのですが、そんなことさえきっと、永久にわからないでしょう。
効果的な対処法
ではこのような人物にはどう対処したらいいのかを、最後にまとめとしてご紹介します。
対処法・まとめ
- 「すごい」と言わせたい人には、もっと上のすごい人のエピソードを紹介する
- 話題をそらすか、聞いてないフリをする
- 面倒なので少しずつ距離を取る
- 最終的にはスッパリ縁を切る
以上です。
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