Violet@Tokyo

共依存がアルコール依存症の治療の妨げになると実感した日

約 1 分

アルコール依存症は否認の病と言われています。本人が認めない限り、そして、本当に治そうと思わない限り、克服は不可能です。

それは身内も同様。自覚のない患者と甘やかす身内がセットになれば、治すことなんて絶対に不可能です。この共依存の関係を見せつけられたできごとについて、猛毒満載で以下にツラツラと書いてみます。

夫の兄はアルコール依存症です。でも本人はそれを自覚していません。

精神科に転院して入院治療を勧めた私たちを敵対視して、「兄弟の縁を切る」と言い出し、絶縁状まで書かせた経緯はこちらに記載しています。

強引に退院した義兄・その後

その後義兄は周囲の反対を押し切り、強引に退院。案の定、退院した直後に酒を飲んだそうです。「今後は一滴も酒を飲まない」と言っておきながら…。

義兄の近所に住む人からその連絡を受けた時、私は「ああ、やっぱりね」と、さして驚きませんでした。これを見てもわかるように、本人はコトの重大さをわかってません。

いざとなれば今まで同様、こちらに泣きつけばなんとかなると思っているのかもしれません。

突然義兄から連絡が…しかも夫は懲りてない

そんなことがあったというのに、今朝起きたら夫は私にこう言いました。

「今夜、8時過ぎに兄貴が来る」

なんでも夕べ遅く、義兄から電話があったそうです。

私は我が耳を疑いました。義兄はこちらに絶縁状まで書かせておきながら「メロンを食べるか?」と聞いてきたと言います。

さんざん振り回されたんだから断ればいいのに、夫は「もらう」と言ったそうです。

しかも、「酒を飲んでいるようなしゃべり方ではなかった」と、義兄をかばうような言い方をしていました。

 

その一言で朝からモヤモヤが収まりません。夫はまだ懲りないのでしょうか?

メロン一個でごまかされないぞ!

共依存がアルコール依存症の治療の妨げになると実感した日

このやり取りを見る限り、義兄だけでなく、夫もまたアルコール依存症を甘く見ているなと痛感しました。

退院直後に酒を飲んだ事実を見るまでもなく、アルコール依存症は根性だけで治せる病気ではありません。必要なのは適切な治療です。

義兄はその本質から目をそらし、弟である夫はその言いなりになって兄貴を甘やかすという典型的な共依存の関係。これではいつまで経っても同じことの繰り返しです。

メロン1個くらいで今までのことをチャラになんてできません。

「ああ、いいです。二人で約束したなら今回だけはしかたがない。私は席を外します。でも今後はあちらの家でお二人だけで会って下さい」

つまり、「本気で治療を受けない限り、この家の敷居は跨がせませんよ」という意味です。

夫はしばらく頭を抱えてからこう言いました。

「今から向こうに行く」と。

アルコール依存症には共依存がつきもの

私は冷たいかもしれません。いや、冷たくてもいいんです。

あまりにお人好しな夫には、はっきり言っておく必要があると思い、「これからはこの家庭だけを守って」と言いました。

実はこの言葉、以前にも言ったことがあります。その時も「わかった」と言っておきながら、夫は全くわかっていません。

今回もまた義兄に対する甘やかしが見て取れました。

それは帰ってきてからも同様。酒を飲んでいる様子はなかったことの、身なりもスキっとしていたことのと、義兄をかばっていろいろ言ってましたが私は一切スルー。

誰かが鬼にならないと、どうしようもないからそうしたまでです。

夫は世話を焼くタイプ

共依存がアルコール依存症の治療の妨げになると実感した日

アルコール依存症には共依存がつきもので、甘やかす人間がいることで状態を悪化させている例は、この二人に限ったことではなく、調べてみると数多くあります。

患者本人がすべきことを代わりにやってあげたり、患者の責任を自分が負うことが当たり前だと思い尻拭いをしてしまうのです。
患者に頼られることに満足している共依存の状態に陥っているといえます。こういう行動をとると患者は甘える一方で、自分の飲酒問題の深刻さを冷静に判断できなくなります。

情報源: アルコール依存症の家族が陥りやすい共依存とは?より引用

家族の接し方

まずは共依存を断ち切る

まずは二人の関係を見直すことが先決です。アルコール依存症は義兄本人の問題であって私たち家族の問題ではありません。誰も頼る人はいないと自覚しない限り、甘えればなんとかなると学習させて今までの悪しき状態を無限に繰り返すだけです。

そのため今度はこちらから「治療を受けない限り、兄弟の縁を切る」と伝えることにしました。ただし、「治療を受けるならそれに関しては協力する」とも伝えました。

世話を焼かない

今までは頼まれもしないのに、ゴミ屋敷と化した義兄の自宅を片付けたり、お金が底をつくことを恐れて先回りしていろいろと世話を焼きましたが、それもしないことにしました。

お金がなくなったら飲む金もなくなって、嫌でも飲めなくなるわけですから、むしろその方がいいでしょう。借金して首が回らなくなったら、それも本人の責任。こちらは関知しないことにします。もしろん保証人にもなりません。

しっかりとどん底の景色を見てもらう

人が本当に心を入れ替えるのは、どん底に陥った時です。義兄の場合はたぶん、そこまでいかないとダメです。

どん底の景色がどんなものか、しっかりとその目で焼き付けて、そこから這い上がるも自滅するも、それは本人の問題です。

最後に

夫は家族思いの人ですから、私から指摘されるまでは自分の行いが兄に対する愛だと思っていたようです。

「人からなんて言われようと、時には心を鬼にして突き放すことも愛だ」と言われて反省したようです。

でも今までの習慣を急に変えることはできないかもしれません。

だから私がしっかりと管理する必要があるなと、今回の出来事でイヤというほど感じました。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2016

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でvioletをフォローしよう!

RECOMMEND

(最終更新:2017/08/20)
UA-58224322-1