Violet@Tokyo

「野心のすすめ」by林真理子・読みました

約 6 分

テレビで話題本と聞いて早速購入したのが林 真理子さん著・「野心のすすめ」です。

  • 内容はアマゾンより抜粋

内容紹介

「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、
なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、
野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。
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<目次>
第一章 野心が足りない
屈辱感は野心の入り口/無知の知/「テクノルック」で糸井さんに突撃/
若い作家が消えてしまう理由/「一生ユニクロと松屋でオッケーじゃん」 ほか

第二章 野心のモチベーション
友人同士の「タイタニック」格差/ファーストクラス入門/
自分に投資すると「人気」がついてくる/野心と強運の不思議な関係 ほか

第三章 野心の履歴書
不採用通知の束を宝物に/「新規まき直し」作戦/
小さな成功体験を大切にする/「マイジャー」ではなく「メジャー」/
カリスマ編集者・見城徹氏の登場/スランプ――霧の中の十年 ほか

第四章 野心と女の一生
ママチャリの罪/“絶対安全専業主婦”の存在/オス度の高い男性ほど美しいメスを選ぶ/
自己完結の「美魔女」、美人の有効利用「女子アナ」/女性経営者の野心のバネは「悔しさ」/
働く女性がウサギからトラへと変わる時/いま振り返る「アグネス論争」 ほか

第五章 野心の幸福論
欲望の「大食漢」/「妄想力」が野心のバネになる/「止まっている不幸」の恐ろしさ/
野心の日常的な心得とは/野心という山登り

内容(「BOOK」データベースより)

四十数戦全敗に終わった就職試験、お金、コネ、資格、美貌…ないない尽くしのどん底からどうやって階段を上っていったのか。林真理子初の人生論新書。

賛否両論

だからこそ話題本なんでしょうかね。本音をオブラートに包んであいまいにすることを美徳とする人には不愉快に感じるのかもしれません。

アマゾンのレビューは「自慢話ばかり」「面白くなくなった」などなど、否定的な意見があったようですが私は好きです。今の自分にとってあまりにもタイムリーな一冊であると思ったから。「大丈夫だよ」って、背中をポーンと押してもらったような言葉がたくさん詰まっているから。

それは後に記述しますが、まずテレビに映った林さんを見て、若いころよりすごくきれいになっているのに驚きました。そして表情が優しくなっているし、語り口がすごく自然体。女性が年を重ねて美しくなるというのは、きっと充実した人生を歩まれたんだろうなぁと推察します。

だからそれは決して自慢話ではなく、あった事実をそのまま記述したのだと思います。それに失敗談や句恥辱的な出来事についても赤裸々に書かれていたけど、それを読んで思いました。林さんの強さは、現状が嫌だと思ったら「なぜだろうか?」とその原因をつきとめ、次に「自分はどうしたいか?」「どうなりたいか?」「そのために足りないものは何なのか?」を考えて実践してきたことです。

心に残った言葉

さてさて、本の中で私が力をもらった言葉について触れてみたいと思います。それは林さんのモットーでもある「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」というくだり。

これはなるほどなぁと思っいました。今しかできないことは確かにあります。

私に関して言えばバドミントンがまさにそれです。クラブの移籍問題で、私はこれから大きな決断を迫られることになります。特に今の流れから言えば(まだ断定はできないけど)厳しいで有名なクラブになるか、自分で設立するかのどちらか、というのが濃厚です。

「もう年齢からいって、今更そんな大変な思いをしなくても適当に楽しめるかしら?」確かに一瞬はそう思いました。その方がずっと楽だし。

でも、今ならそれはまだできます。5年後、10年後ならどうだろう?

自分の体力気力モチベーション、それらが果たしてそのときまで維持できるだろうか?

5年後、10年後のことなんて今の段階ではわからないりません。となると、できるのは追い風が吹いている今しかないってことです。もしこのチャンスを逃したら、きっと私は後悔します。

今できることを今やればいい。私のために特例として救済策をこうじてくれる連盟トップの力強い後押しがあるなら、その流れに乗ってみようか?すごく大変かもしれないけど。

もしそれがつまづいたら、その時はその時のこと。自分と向き合い、新規まき直し作戦をじっくり考えればいい。

はるか先のことを考えるよりも、今しかできないことに目を向けて歩みを進めていけばおのずと道は開ける。道は自分で開くもの。

「どうせダメだ」と何もしないうちから諦めてうずくまっているだけでは誰もチャンスを与えてくれません。読み進めていくうちに自分の現状と照らし合わせてそんなことを考えていました。

痛快なのはこのくだり。「成功した人を貶めようと負け惜しみを言う人間は、自分がどんなに卑しい顔をしているのか知らないのでしょう」

何もしない人は批判ばかりするします。嫌というほどそういう輩を見てきました。

それからこれは余談。林さんはどん底時代のことも書かれていたけど、その時に日記をつけていたんだって。それは「幸せになったときに、こんな惨めで寂しくて、寒かったことをよく覚えておこう。今がどん底なんだから、良くなったときに読み返そう」と思ってどん底時代の記録をつけていたんだとか。

それを読んで、ふと、武田鉄矢さんのことを思い出しました。

新婚当時、仕事がなくて苦しかったとき、奥さんがこう言ったそうな。「よく見とこうね、ここ、どん底だから」

それを聞いて「うちの奥さん、凄いな」って思ったという話を、以前テレビで披露していました。ここぞというときに踏ん張れる人というのは、苦しい時を忘れない人なんだと、両者の共通点に驚きました。

最後に

全体的に軽快なテンポでとても読みやすく、あっという間に読破した一冊。
「昔はよかった」と嘆くだけの老人になる前に、ぜひ読んでおきたい一冊だと思いました。

 

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(最終更新:2017/12/11)

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