Violet@Tokyo

ブログのオンラインサロンは不要!

約 8 分



さめはだ舞子さんのこの記事、読みました。これはtwitterだけでなく、ブログについても言えること。いちいち頷きながら読みました。

ブログを書く理由は人それぞれ。自分の考えを発信したり、自分がダイスキなモノを誰かに紹介できる、とても素晴らしいツールだと思ってます。

私は日々の思いを綴る場として、本業の傍らに趣味で楽しんでいるだけの立場です。ネット歴だけは無駄に長い私ですが、今までもこれからも、それを変えるつもりは一切ありません。

中には「ブログ飯」でウッハウハ、なんて人もいると思います。それ自体、悪いことだとは思ってません。「どうぞ勝手にやってくれや」と、その天より高〜い志を、海より広い心で生暖かく末永く見守りたいと存じます。

こんな言葉に惑わされないで

でもこれはいただけないと思うのは、巷に溢れる「ブログはこうあるべき」みたいな文言。いろいろあるけど、ほんの一部をご紹介します。

  • 「ブログは毎日更新しなければならない」
  • 「有名人でもない人の日記なんて、役に立たないゴミ記事だ」
  • 「サラリーマンの記事はつまらない」
  • 「質問に対する答えを書かなければ、ブログとは言えない」
  • 「フォロワー○○人以下はザコ」

これこそがブログ疲れの元凶そのもの。それにより、自分を見失う人も多いので、思うところを書いておきます。

迷いは禁物

役立つ記事,ブログ疲れ,情報教材
ブログを始めて間もない頃に、このようなこけおどしの煽り文句を目にすると、「私のブログ、これでいいのかな?」と迷ってしまうと思います。

するとどうなるでしょう?

詐欺で訴えられてもおかしくないような、一部のセミナービジネスの餌食になってしまう恐れがあります。

でも、それを言ってるのは誰でしょう?

もちろん全員が、とは言いません。でもかなりの確率で「ブロガーから金を巻き上げようとしているブロガー」の意見ではないですか?

「PVや収益にまつわるウンチク」からの、「誰かに教えてもらうのが一番速い解決法です」からの、「一瞬で人を惹きつける○○文章術講座」からの〜、「お申込みはコチラ」のフォームボタンになってたら要注意です。この一連の流れは、一種のお約束事みたいになってます。

その中でもいちばんタチが悪いと思うのは、同業者同士のけなしあい。「あのコンサルはこう言うけど、うちはそんなことはしません」みたいな文言がひと言でも書いてあれば、そのままスルーすることをオススメします。自分を売り込むために他をけなすのは、無能者の常套手段です。

カモになる前にココをチェック!

どうせチェックするなら「お客様の声」をチェックしてみてください。賛辞の文章ではありませんよ、チェックするのはリンク先です。そこを辿ってみると、更新が途絶えたままになってるサイトも少なくありません。

これの意味するところは何でしょう?

もうおわかりですよね。「ブロクとはこうあるべき」みたいなスタイルに縛られてしまうと、自分ががんじがらめになるだけでなく、文体や構成が似通ったものになって、根幹の、自分らしさが失われます。その証拠にプロブロガーを名乗る人たちの文章がみな、似たり寄ったりだとは思いません?

いや、プロブロガーだけでなく、オンラインサロンに入っている人の文章も同じです。これは記事を効率的に書くためのテンプレに則っているからです。だからつまらない。

しかも頻繁に更新されるから、似たような内容になって、読む側は飽々してしまう…。

さんざん出尽くした自己啓発本の受け売りを繰り返しているだけで何の新しさもない。せっかく自分の意見を発信するツールなのに自分らしさがなくなるなんて、それこそ本末転倒もいいところです。

ブログの書き方に正解なんてありません。あるとしたらリライトや添削など自分で試行錯誤しながら見つけ出すものだと思ってます。継続していく中で、答えはおのずと見えてきます。

例えば半年前に書いた記事を今読んで、「この文章、下手クソだな」と思ったとして。半年前はベストと思って発信した表現が、半年後に読んでみると物足りないと思ったら、それが成長の証です。記事を書いた自分だからこそ見つけられるし、自分だからこそ違いの比較ができるのです。

毎日更新の落とし穴

「毎日5〜6記事書け。そのために会社を辞めろ」みたいなことを言ってる人もいますが、意味はありません。

Googleのジョン・ミューラー氏は、「Googleのアルゴリズムは、より頻繁にたくさんコンテンツを生み出しているサイトに対して恩益を与えているわけではない。」と述べた。彼はTwitterで「Webサイトは決まった頻度でコンテンツを生み出す機械ではないし、またそうであるべきではないね:)」とも述べた。

情報源:コンテンツの投稿頻度は、ランキングシグナルではない

本来、「書きたいことがあるから書く」が正解なのに、「毎日更新しなければならない」意識に囚われたらどうなると思います?

生活の全てがブログネタ探しで終わります。

レジャーに行ったから、楽しかったから書くのではなく、”レジャー”という名の、その実”取材”になります。ネタのためにどこかに行くようになります。本人はともかく、同行する家族・恋人・友人はどう思うでしょう?

たまったものではないでしょう。下手すれば人間関係だって壊してしまいます。

商品レビューもそう。「これは本当に良かったから紹介したい」ではなく、紹介するために興味もないのに購入したらどうなるでしょう。良いか悪いかもわからないのではないですか?

「稼ぐ」が目的になると、中には使ってもいないものだって平気で紹介する人もいます。

ブログはツールです。「ミイラ取りがミイラ」じゃないけど、使う側であるべき人間が、道具に支配され、魂まで吸い取られたらどうする?って感じ。

毎日更新でクオリティが低下する

毎日更新の落とし穴はもう一つあります。

質より量とばかり、出がらしの番茶を、「もうコレ以上出ない」というところまで絞り出し、さらにお湯で薄めたくらいのクオリティーの出来栄えになるのがオチ。

出せるものは出尽くした。それでもまだ出したいとなれば、今度は自分の切り売りを始めます。結果、一生消えないデジタルタトゥーが体に刻まれます。自分の体だけならともかく、周囲にも傷を残すでしょう。

役立つ記事ってなんだろう?

「読者にとって役立つ記事」は「検索の答えであるべき」というのは、よく言われていること。でもそれでは辞書や教科書みたいじゃない?って最近よく思うのです。

調べ事をしている時は便利だけど、読み物としては全く面白くない、楽しくない。次にまた読みたいとは思わない。顔出ししてる割には顔が全く見えてこない…、と思っていたある日、twitterで流れてきたのが加藤はいねさん・「私の時代は終わった」のこの記事。ブログを読んでゲラゲラ笑い転げたなんて、ずいぶん久しぶり。もし私が手術前にこの方の存在を知ってたなら、彼女にこそ剃毛してほしいと願った、ただ一人の看護師さんです。

「また読みたい」と思わせるブログってこういうものなんだ

目からウロコ。一種の感動を覚えました。さらに驚くことに、これは2011年の記事なんですね。今でもtwitterで流れてくるほどロングセラーになっているのが凄い!

一周回ってテキストサイトの時代じゃない?

フェイスブックもtwitterもやってない。更新は不定期。見出し・小見出しという文体ではなく、一昔前によくあった、テキストサイトそのままのスタイル。検索の答えではない個人的な日記。

でもまた読みたいと思わせる、唯一無二の、この人ならではの魅力的な文章。人を楽しませる意味で、役立つ記事だと思ったのです。

はてぶのコメント・「名作。今、日本で一番面白いテキストを書く女、加藤はいね。」「疲れた時はこの記事を読むと元気が出る。」「電車の中で読んではいけません。」と賞賛の言葉が並んでたけど、有名になるとアンチが増えるという理屈は、この方に限っては、当てはまりません。天才を超えて、もはや神です。

「らしさ」にこだわり楽しんで書くのがいちばん

なんでこんな文章が書けるのかと考えたとき、もちろん才能もあるけど、いちばんは本人が楽しんでいるからだと思います。人を楽しませようと思って書いているというよりむしろ、この方自身が心から楽しんで書いているからこそ、こんな文章が書けるのです。

結果、人を楽しませて元気にさせている。これが本来あるべき姿だと思いました。

少なくともコンサルを受けて書いた文章ではないです。いやコンサルなんか受けたら、この人の魅力はなくなります。

加藤はいねさんに限らず、私が好きなブログは本業があって、その傍らに趣味として楽しんでいる人が書いてるものばかり。そういう人が発する言葉は、私生活を切り売りしなくても、その人らしさに満ち溢れています。だから面白いのです。顔出ししなくても、人物像が見えてくるのです。

最後に

型にはめず、自分らしさは自分で探す。書くことを目的せず、「書きたいことがあったらから書く」を守る。ブログごときで簡単に人生を変えない。自分を変えない。自分を欺かない。そのためにはサロンに頼らない。以上です。

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はじめまして。このブログを執筆しているViolet(ヴィオレ)です。
このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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