Violet@Tokyo

横から口出しをして他人の気持ちを代弁する人の対処法

約4分



少し前に「勘違いの代弁者ぶる奴は黙っとけ」というウーマンラッシュアワー・村本さんのツイートが話題になりました。

「どこにでもウヨウヨいるよね」と前回記事にしまたしたが、つい最近、身近にもう一匹発掘したので再度取り上げてみます。

誰にとってもありがたくない勘違い代弁者

コトの顛末をざっくり言うと、頼んでもいないのに横から口出しをして、勝手に人の気持ちを代弁したがる人の対処法です。

村本さんのように「黙っとけ」と言えればいいですが、相手が先輩ともなればそれも言えず、モンモンとしますよね。

またこのようなシチュエーションは圧倒的に先輩・後輩の序列がはっきりしている場合によくあるパターンです。女性が多い職場には必ず一人はいます。

しかも自分が正しいと思い込んでいるから、もう、天下無敵。どこにでも首を突っ込んではありがたくない正論をぶちかまします。

その場をしらけさせたある一言

横から口出しをして他人の気持ちを代弁する人の対処法
数人の先輩たちから注意を受けたAさんは、一度にいろいろ言われてパニクりました。

すると横から「みんなあなたの事をいじめているワケじゃないのよ」と、口を挟むBさんの一言で、その場に居合わせた関係者各位の表情が一瞬で凍りつきましで凍りつきまた。ああ、さぶ…。

なぜ凍りついたのか。

注意した側は「そんなに寄ってたかって彼女をイジメているように見えたかしら?」と、バツが悪くなったから。

注意を受けた側のAさんは「そんなに迷惑そうな態度に見えたかしら?」と、居たたまれなくなったからです。

全く慰めになってないことにも気づいてない

Aさんだっていい年した大人ですからね。みんなの前で慰められても、かえって自分がみじめになるだけだったと思います。

というよりこれは慰めなのか、さらに追い打ちをかけるご意見なのか?という問題もあります。

「みんなあなたの事をいじめているワケじゃないのよ」の後に続く言葉は大抵「あなたのために、良かれと思って」とか「注意されているうちが華よ」あたりが一般的です。

Aさんの戸惑った態度に対し、Bさんの中には「注意してもらっているのにその態度は何事か! 感謝しなさい」といった気持ちも隠れているように見えます。

慰めどころかかえって恥をかかされた結果となり、注意を受けている時より落ち込んでいました。

「私は正しい」と思い込んでいる人ほど難攻不落

その場に気まずい空気が流れたのは言うまでもありませんが、Bさんは「私はみんなのために正しいことを言ってあげた」と、すっかり正義の代弁者気取りでドヤ顔。

どんだけ空気が読めないのか…。

それを離れて見ていた私は、後日Bさんのために、空気にルビをふってあげようか、それともブログのネタにしようかと悩んだ挙句、後者を選び、目下ブログを執筆しているというわけです。

こういうおばさんの取り扱いってどうしたらいい?

発言小町にでも相談しようかと思いましたが私も一応ブロガーの端くれ。自力で解決策を見いだそうと思います。

なぜ余計な口出しをするのかを考えるのが先決

横から口出しをして他人の気持ちを代弁する人の対処法

対処法を考える時に一番必要なのは、「この人はどんなメリットを求めて、誰のためにこの行動をとるか?」ということです。

Bさんは誰のために発言したのでしょう。注意した側か、された側か?

この場合は「みんなの気持ち」を代弁していますから、素直に考えれば注意した側へのフォローです。

Aさんを本当に慰めたいと思うなら、陰でこっそり慰めればいい。けれどそうではなく、人前でこれをしたところを見ると慰めるつもりはなく、その場に便乗して「正しいことを言う私」に注目させたいだけです。

「みんなの気持ちの理解者は私」とばかり、注意した側に対してちゃっかり自分を売り込もうとするゴマすり作戦も忘れません。

そのグループで必要とされる人間でありたいという願いがそうさせているわけです。どちらのためでもない、要は自分のためだけの発言です。

よけいな口出しに対する対処法

それなら余計な一言はBさんのためにならないことを理解させることが先決です。

Bさんが信じ込んでいる正論とやらの、さらに上を行く正論をぶつけること。

そしてBさんと同じように注意した側に対するフォローをしつつ、Bさんが使った言葉をそのまま利用して真向から否定すること。

具体的には極力殊勝な顔をしながらしんみりと「『イジメてる』だなんて…。みなさんの前であんな言い方をしたら、せっかく私のためを思って言ってくださっているみなさんの面目を潰すことになる」みたいな言い方が効果的です。

基本的には放っておくのがいちばんですが、何回かに一度はチクッと釘を刺してあげないと精神衛生上よろしくないため、時にはこのようなガス抜きをおススメします。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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