Violet@Tokyo

居場所

約 4 分

ソファーの上で満足そうな顔してスヤスヤお昼寝しています。よほど心地のよい居場所らしいです。心地のよい居場所というのは、犬だけでなく、人にも必要です。

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家にいる時間の長い主婦にとって、自分の居場所が家庭だけ、ということはよくあります。バドミントンを始める前は私もそうでした。

でもバドミントンを始めたら「○○さんの奥さん」ではなく「○○クラブの△△」というように、家庭から離れた個人としての私がいます。

私にとってそんな場所はとても貴重です。そこには夫の職業や収入、経済状態や家のグレードなどは一切関係なく、その人の持つ実力だけが重要視されます。

それ以外で言えば集団の中で円滑にやっていくための人間的なスキルも必要になりますが、総合的に評価されるのは”個人としての私”。

真面目にコツコツと頑張れば、必ず見ていて評価してくれる人がいます。

この年になると人から叱られることも褒められることも減ってくるけど、バドミントンにはそれがあります。そこが良いのです。

褒められて嬉しいのは犬だけではありません。大の大人だって、褒められればもっと褒められたいと思います。

やっている限り、常に課題があってそれをクリアするための目標ができてきます。

脇目も振らずに目標に突き進むという充実感は、仕事でもないのに仕事をしていたときの充実感を思い出します。

そんな世界を知ってしまうと、ただ家にいて暇を持て余す人生など考えられなくなります。

クラブの廃部が決まったとき、同じクラブ員とは進んでいく道が違うことをはっきりと自覚しました。

私はもっと向上したいから別のレディースのクラブを探すつもりだけど、他の人はそうではないようです。

年齢からいって、「もうクラブはいいわ。今までさんざんやってきたから、後はもう、お楽しみで地域の同好会でお遊びのゲームでいいわ」という人もいます。

中にはバドミントンそのものをやめるという人もいます。

けれどクラブに在籍していた何年間の充実は、自分にとっての財産だと、みな口を揃えて言います。

役があって大変なこともあったけど、夢中になって目標に向かっていた時期は、自分にとってかけがえのない時間だったと言うのです。

私はまだ道半ば。だから次の居場所を探して自分の目標の続きをそこで貫徹したいと思います。ひとたびそんな強い思いを抱くと、バドミントンを始める前の自分にはもう戻れません。

私はバドミントンを始めて強くなれたと自負しています。

いわゆる「おすそ分け」+「井戸端会議」≒「お友達の印」という方程式が成り立つご近所付き合いが元々苦手で、どうしてもそういう場面に出くわすと「これもおつきあいだから」と、無理して適当に合わせていましたが、結果ただただ疲れるだけで全く楽しいとは思いませんでした。

けれど今は「そんなの関係ねー」と言い切れます。

ここに住んではいるけど、自分の居場所はここではないとはっきりわかったからです。

それがない人は、今も延々相変わらずやっています。

ボスママ的な人もいるし、腰ぎんちゃくのような人もいるけど、共に共通しているのは本音を明かさないうわべっつらの会話と歯の浮くようなおべっかばかりです。

そして行き着くところはそこにいない人の噂話か自分の自慢話。

道路のど真ん中で1時間2時間は当たり前という、まるで路上生活主婦です。

それだけ長い時間喋っているなら家の中で喋ればいいと思うけど、それはしません。要するに心から打ち解けた関係ではないからです。

そんな付き合いを無理してしなくてもいいのにと、よほど暇なんだと思うけど、暇な人たちはそんなちっぽけなことで連帯感を得るようです。

空しくないのかな?

それで楽しいのかな?

時間の無駄遣いをして人生を浪費しているとは思わないのかな?

ごくごく限られた狭い世界で井の中の蛙になってどんぐりの背比べをしている周りの人たちを見てそう思える自分がいます。

実際、家を出て練習に向かえば近所のことなど関係ないしね。

そう思えるようになったのも、バドミントンという自分の居場所を見つけたからだと言い切れます。

辛いことも多々多々多々あるけど、バドミントンをやっていてよかったと、心からそう思います。

 

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(最終更新:2017/12/10)

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