Violet@Tokyo

【バドミントン裏カジノ・違法賭博問題】もういいかげん、桃田賢斗選手を叩くのはやめませんか?

約 1 分

闇カジノのニュースが流れてからというもの、バドミントン・桃田賢斗選手に対するバッシングがどんどんエスカレートして目に余るものがあります。

年上スナックママとのキス写真は流出するわ、キャバクラ通いに始まり、身に着けているアクセサリー、金遣い、髪型に至るまでネットもマスコミもこぞって桃田を弾圧しています。

これってイジメに等しくありませんか?

一度でも間違いを犯したら、人格攻撃をしてもいいんですか?

人を弾圧するのは容易いこと。何もしない人ほど批判家になると言われてますが、まさにそれ。

桃田賢斗選手と田児賢一選手に下った処分

すでにご存じの通り、コトの発端はバドミントン界の新旧エース、桃田賢斗・田児賢一選手の違法賭博問題が明るみになったことにあります。

日本バドミントン協会は世界ランク2位(国内ではトップ)、リオ五輪でメダル圏内にある桃田賢斗選手にはリオ五輪の出場取り消しだけではなく、無期限の競技会出場停止処分を。そして田児賢一選手には無期限の協会登録抹消を決定しました。

田児賢一選手は所属先のNTT東日本から解雇されたので、日本での競技生命は絶たれる結果になりました。

決定を聞いたとき、(野球界と比べたからそう感じたのかもしれませんが)正直「厳しいな」と感じました。ピークが過ぎた(失敬)田児選手はともかく、これからという桃田選手は残念でなりません。

世間知らずのバドミントンバカが、ちょっとかん違いしてハメを外し、誘惑に負けてしまった今回の不祥事。軽い気持ちだったとしてもその代償は計り知れません。

だとしても、やってしまったことはしかたがない。自分の尻拭いは自分でやるしかありせん。すでに協会と所属先から厳しい処分を受けたなら「這い上がるも自滅するも、あとは本人の問題」なので、 これ以上、彼らを責めるつもりもありません。

けれど世間は違います。

すばらしいプレーに対しては二の次の扱い、でも不祥事となれば大々的に扱う世間やマスコミたち

それまでの活躍に注目していたなら、この不祥事に対する報道はしかたがないと思えます。

でも2014年のトマス杯で、世界の強豪を破って日本が初優勝という歴史的な快挙を果たした時はさほど大きく取り上げませんでした。

2015年の全日本総合、代々木の会場に足を運びましたが空席が目立ちました。試合の放送だってBSでチョロッとやるくらい。もちろん全日程の放送なんてありません。

ロンドン五輪で、王者・林丹(リン・ダン)と死闘を繰り広げた、ベテラン・佐々木翔選手を破っての初優勝。でも相変わらず報道のしかたは控えめなものでした。

賭博問題よりも人格攻撃が主になっている最近の報道

ところが違法賭博問題が発覚するや否や、それまでバドミントンを知らなかった人および、桃田選手や田児選手をこの問題で初めて知ったような人まで「国民の期待を裏切るなんてけしからん!」「反省しているのか!」と叩く叩く。もうバッシングの嵐です。

田児選手は事実上選手生命が絶たれましたから、わずかながら道が残っている桃田選手にバッシングが集中しています。徹底的に叩き潰さないと気がすまないというこの風潮、どんだけドSなの?

ようやく注目を集めるようになったのに…

こんなことでバドミントンが注目されるのは残念です。

バドミントンはやって楽しい、見て楽しい素晴らしいスポーツなのに、日本では人気がイマイチでした。過去には陣内貴美子さんやオグシオといったスター選手もいましたが、いずれも女子ばかり、男子は相変わらずマイナーなイメージでした。

ところが最近になってようやくバドミントン界が活気づいてきました。

スマッシュ王子こと上田拓馬君早川賢一君を皮切りに、メダルを狙えるイケメンプレイヤー達の登場により、少しずつマスコミも注目するようになりました。

「よっしゃー!これからはメジャーなスポーツの仲間入り!」

そんな矢先の違法とばく問題。せめてもの救いは、骨の髄まで反社会的勢力に取り込まれる前に発覚したことくらいです。

すばらしいプレーに対しては二の次の扱い、でも不祥事となれば大々的に扱う世間やマスコミたち

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桃田バッシングの嵐。過ちに目を向けるなら、過去の努力にも目を向けてほしい

「非常識だ」と言ったところでたかだか21歳の若造。

当時の自分はどうかと振り返ってみれば、やはり私も未熟でした。精一杯大人ぶって背伸びしていましたが、今から思えば恥ずかしくなるくらい無知でした。それを考えると、正義を振りかざして彼らに偉そうなことは言えません。

少なくとも桃田選手は遊びたい盛りの時、周りにいる子が遊んでいてもひたすら練習に明け暮れていたに違いありません。バドミントンに情熱を燃やして切磋琢磨してきたはずです。

それをよく知るバドミントン関係者が彼らに対して「怒りしかない」と言って怒るのと、それを知らずにこの騒ぎに便乗して叩くのは全く質が違うと思うのです。

私も中学からバドミントンを続けているからわかるのですが、あの正確なショットや試合の組みたて方を見ていると、どれほど血のにじむような努力を積み重ねてきたのかが想像つきます。

特に「ヘアピン」というネットプレー、あのクラスの選手ならネットからほんの3センチでも浮けば容赦なく叩いてきます。それをさせないためにはネットすれすれに球を出し、かつ、超えた直後にスっと落ちる軌道の球でなければなりません。

激しい動きの中で繊細な技を使える選手、それが桃田です。

以下の動画7分55秒以降からヘアピンについて詳しく解説されています

やったことはもちろん悪い。スポーツは定められたルールに則ってプレーをする性質上、スポーツマンでありながら国のルールを犯してしまったわけだから、ペナルティを課せられるのは仕方がないし、本人もその処分を受け入れています。

子どもが憧れるヒーローとは?

「派手に金使って子供が憧れるような見本になりたい」というコメントだけが面白おかしく切り取られていますが、今頃はきっと、あたりまえのようにバドミントンをやっていたかつての日々が、どれほど自分にとって幸せだったか、宝の時間だったかを思い知ったのではないですか。

だから桃田選手には子どもが憧れる本当のヒーローとは何かを、ここでもう一度考えてほしいです。金を使って得られる満足感は一瞬のもの。でも試合で結果を出して得られる満足感は持続します。

金があるからヒーローではありません。強いからヒーローなんです。少なくともバドミントンを始めた頃は、桃田選手だって「ただ上手くなりたい」の一心だったはずです。田児選手に憧れたのだって、上手いから憧れたのではないですか?

それと同じように子どもにとってのヒーローは「あんなスーパープレーができる人」であり、「派手に大金を使う人」ではありません。

今ならそれがわかるはず。これでわからなければただのバカだよ。

また「桃田にとってバドミントンは贅沢をする手段だ」と、どこぞのオカマ、もとい、お偉い教育評論家はそう言ってましたが、それはバドミントンをやったことがないから言えること。その最中は賞金のことなんて考えられません。

というか、そんな器用なことはできません。目の前の相手を倒すことだけで精一杯です。なんなら試しにやってみてください。その時は男子の部と女子の部、どちらから出てもそれはあなたの自由です。

スポーツマンにとっていちばんつらいのは試合に出られないこと

ネットの書き込みに「桃田は被害者ぶっている。試合に出られないのがそんなにつらいの?」というのがありました。

答えはyes。

それが私のように趣味のお遊びであっても、全日本クラスの選手であっても、競技にたずさわる者はみな、試合という目標に向けて練習を積み重ねていきます。

その目標がなくなると、ちょっと気が抜けて練習にも身が入らなくなります。アスリートは目標や課題を作ることでモチベーションを保ちながら試合の中で生きていることを実感するのです。

桃田選手が今後すべきこと

【バドミントン違法賭博問題】もういいかげん、桃田賢斗選手を叩くのはやめませんか?

事実、桃田選手は今回の騒動とバッシングで精神的にも参っているようで、「そんな気持ちになれないです」と言っているとか。確かに現状を見ればバドミントンから逃げた方が楽かもしれません。でも社会人なら責任の取り方について考えてほしいと思うのです。

そこで桃田に一言。いいかよく聞け、エラソーに。

甘ったれたこと言ってる場合じゃねーぞ!

這い上がってこい。

バドミントンバカであるあなたは、バドミントンでしか謝罪ができないんだから。

それが本物の償いってもんですよ。

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(最終更新:2017/06/01)
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