一気に桜が満開になりました。今週前半が見頃です。
ポカポカ陽気の昨日、バドミントンの友達を誘ってお花見に行ってきました。今週後半はお天気がぐずつくようなので、お花見をするならこの数日が最高だと思います。出かけたのは隅田公園。駅を降りてすぐの場所にあることと、お花見以外にも浅草寺や甘味処など、見所が駅周辺に集結しているのでそこを選びましたがこれが大正解でした。のんびり歩くにはもってこいのレトロな町並みです。
あちこちのサイトで見かける東京スカイツリーと隅田川の桜。どこにいても東京スカイツリーは見えますが、この角度がベストみたいです。広々とした隅田川、見ているだけで気持ちがいいですね。3月中に満開になったのは何年ぶりでしょう。
ソメイヨシノだけでなく、いろいろな花がきれいに咲いています。いよいよ春本番ですね。春どころか、歩いていると汗ばむくらいの陽気でした。これほど急激に暖かくなると、着るものに困ります。
川沿いを2時間くらい散策後、小腹がすいてきました。そろそろお昼にしましょうということで、のどごしの良いお蕎麦を食べることにしました。浅草にはたくさんのお蕎麦屋さんがありますが、選んだのは並木藪蕎麦。
12時前にも関わらず、店の外には7人ほど並んでいました。昔ながらの町のお蕎麦屋さんという店構え。老舗という堅苦しさがなく、気軽にぶらりと立ち寄れる雰囲気の店です。20分ほど並び、店内に通されました。外国人客もいて、器用にお箸を使っています。でも音を立てずに食べる癖がついているのか食べ方は下手…。
私たちは天ざる(1800円)を注文しました。サクサクの薄い衣がおいしい天ぷら。濃いつけ汁は温かく、湯気が出ていましたが、これがこの店の特徴のようです。天つゆ兼そばのつけ汁としていただくようです。私はこのような食べ方は初めてで、ざるそばは冷たいつけ汁で食べるものと思っていましたが、冬はいいかもしれませんね。
でもこれは好き嫌いがはっきり別れると思います。例えばラーメンのつけ麺は、食べているうちにスープがぬるくなります。熱い物はアツアツで、冷たい物は冷たいまま食べたい人にはこれが「許せない」となるのと同様かもしれません。
お腹が膨れたところで次は浅草寺。浅草寺の仲見世をぶらぶらしました。のんびり物色する雰囲気でもなく、買い物もせずに次に向かったのは豆かんで有名な梅むら。浅草寺からほど近い場所にありますが、いろいろな路地を眺めて歩いたので、時間はすでに2時近くになっていました。
浅草の町は、昭和が一番元気だった頃の面影そのままのレトロな町並みです。そこにいると、懐かしさと恋しさが入り混じった気持ちになります。こんな場所に住めたらいいなと思いながらのんびり歩きました。浅草の魅力は庶民的なところ。だからずっといても疲れない。今度は家族で訪れたいです。
梅むらに到着したのは午後2時近くです。食後の腹ごなしがきいたのか、あんみつくらいはペロリと食べられます。多くの人は豆かんを注文するようですが、私はあんみつにしました。これがまた絶品。あんはこしあんで、甘さがちょうどいい。お取り寄せが多いので、お店であんみつを食べるのは久しぶりです。店によっては豪華なフルーツが添えられているのもありますが、私はこのくらいのトッピングが好きです。
そしてまた駅近くに戻り、お土産を物色しました。最初は亀十のどら焼きを買うつもりにしていましたが、途中、いづ美を発見。
実はあんみつを食べるのに、梅むらかいづ美かと迷った末に梅むらにしたのですが、やはりいず美も捨てがたい。それでお土産を亀十からいず美に変更。またまたあんみつを買いました。もうどんだけあんみつ好きかって話しですよね。変更の理由は、夫は唯一、あんみつくらいなら甘い物を食べるからというものですが、亀十の大きなどら焼きは持て余すみたいです。私は好きですけどね。
また亀十のどら焼きは、近所の人が定期的に買ってきてくれるので、今回はいいかなというのが一番の理由です。でも次は必ず亀十のどら焼きを買ってきます。 浅草は元気をもらえるステキな町。昔、父が若い頃、よく浅草に遊びに来たと言ってましたが、その意味がわかりました。私にとっても何度も訪れたい大好きな町です。
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