Violet@Tokyo

揺れている

約4分



朽ちかけた橋の上にいるかのように揺れていたクラブの廃部問題にようやく一つの答えが出ました。

今年度いっぱいでクラブは廃部、これは正式決定しました。

まだバドミントンを続けたい5人に対しては、5人一緒によそのクラブに移る。

けれど自分の好きなクラブは選べない。

5人をそっくり受け入れてもいいと思うクラブがまず、名乗りを挙げる。

仮に多数のクラブが名乗りを挙げたらクラブ同士の話し合いで私たちの行き先が決定ということになりました。

私以外の人は躊躇しています。

仕事を持つ人は練習する曜日を選びたいというし、自分なりにどこか行きたい場所がある人は、ペナルティを受けてでも移籍を待ちたいと言います。

年齢的に、もう移籍してまでバドミントンを続けたくない、あとはのんびり地域で楽しみたいと言っている人もいます。

結局、5人ではなく最終的には私だけになりそうです。

来週には答えが欲しいと言います。

私はその前に強化で先生に会うから、自分の今の気持ちを先生にはきちんと伝えるつもりでいます。

ずっと先生は私のことばかり心配してくれていました。

それは他のメンバーもよくわかっているから、私だけは強化も続けて試合にも出られるようにして欲しいと頼んだそうです。

もしこの申し出を断れば、先生を裏切ることになります。

だから私は受け入れてくれるクラブがあれば行くつもりでいます。

行ってみなければいいか悪いかなんてわからないし、慣れればどこだってうまくやっていけます。

他の人はクラブである程度はいい思いをしたかもしれませんが私は冷や飯を食わされた部類です。

冷や飯と言えば先日亡くなった川上哲治さんの言葉にこんなのがあります。

企業に勤めると、冷や飯を食わされるときもある。
そのときに愚痴をこぼしたり、腐ったりして、仕事をろくにしない人が多い。
成功する人とは、この冷や飯を上手に食べた人であるといってよい。

次のクラブに行ってまで冷や飯はゴメンです。

今の練習日と練習場所が重なるクラブと言えば見当がつきます。

その中に行きたいクラブと行きたくないクラブがありますが、今日はその両方のクラブの人と個人的な練習会で顔を合わせました。

もちろん両方のクラブが名乗りをあげるそうです。

行きたい方のクラブの人には、「ぜひ私が行けるようにクラブで頑張ってくれ」とお願いしました。

行きたない方のクラブは、時期トップになるとされている人が代表を務めているのでクラブとして盛り上がりを見せたいのでしょう。

各年齢の各ランクの人が揃っているし、教育システムもしっかりしているので私はどうしてもそこになってましったら従うつもりではいますが、そのクラブは人数が多すぎます。

今のクラブに私が入ったときくらいの25人前後のクラブが理想です。

4面で適当に休みながらそれでも充分に練習できる人数はそのくらいだからです。

あまり多すぎるとロクに練習できなくなります。

それに私が行きたいクラブは、クラブ以外でもたくさんの練習会があります。

人の雰囲気も和やかです。一度団体戦の前に招かれて練習会に行ったとき、すごく楽しかったことを覚えています。

「ああ、ここのクラブ、いいな」と思い、移籍するならここと自分なりに決めていました。

なので、後は役員に相談してうまく取り計らってもらうつもりです。

けれど、どれだけのクラブが名乗りをあげるのか。

こればかりは蓋を開けてみないとわかりません。どこも名乗りを挙げなければ先生の作ったクラブに行くことになりそうです。

どちらにせよ、長いこと揺れに揺れたけど、年内には決着するでしょう。

今月中に来年の強化の申し込みがあります。私は今のクラブから申し込んで来年もレディースに残るつもりです。先生が元気なうちは近くにいて、先生のお手伝いがしたいから。来年のジャパンオープンの手伝いも買って出るつもりです。

でも仕事を自宅で始めたことが影響しているのか、バトミントンの比重が以前より落ちていると気づきました。流れのままに逆らわずに、いつも自分の気持ちに正直でいたいです。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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