早いもので、昨日は叔母の三回忌でした。前回いとこたちと顔を合わせたのは今年3月に亡くなった叔父の納骨の日でした。あれから半年以上が経過したにも関わらず、相続は一向に進展の兆しがありません。
最近のこと
前回はかなり険悪なムードで、私たちのせいで相続が遅れているというようなことを言われました。それは言いがかりですが、こちらとしても反論できるだけの手持ちのカードはありませんでした。
それを深く反省し、こちらはこちらできちんと調べようということになり、その少し前に、家裁に出むき、後見記録の謄写を申請しました。
それ以外にも不動産価格の調査など、できるかぎりの知識を仕入れたいと、この数日、必死に動きました。 後見記録は11年分、実に970枚もの書類。1枚につき40円ですから手数料込みで4万円以上の出費です。
それでも最初から細かく追っていく必要があると判断し、全てを取り寄せました。 数日後に届いたのはダンボールいっぱいの書類の山。現在それを調べているところです。
相手の様子
一方従姉たちはどうかと言えば、あちらはあちらでもめているようです。後見人を努めたいとこ・A(これ以降”駄々っ子”)は相変わらず「降りる。お前がやれ」と、ダダをこねているとか。押し付けられた別のいとこは困っています。そして「電話をしても最後には怒鳴り出すので話にならない」と。
彼が言うには、「みんなの前で降りる理由をきちんと説明する義務が駄々っ子にはあるはずだ」と言います。そのため何度も駄々っ子の説得に当たったようですが「やりたくない」の一点張り。
それで昨日、駄々っ子は欠席でした。大人として、あまりにも無責任だと思うのですが、あろうことかその責任がこちらにあると言い出す人物まで出てくる始末(こいつが一番のガン・これ以降”ガン”)。 私の姉はそれに激怒し、昨日はかなり強気で反論していました。
後見記録から見えたこと
姉妹3人で手分けをして細かく調べて見えてきたのは、やはりちょこちょことした誤魔化しがあるということ。任務についていたときではなく、最後の提出が平成24年。叔母が亡くなったのは平成25年12月なので、そこまでは、数字上だけを見ればほぼ合っています。
ところが翌26年6月にこちらに届いた資料には、良く取れば漏れ・もしくは計算ミス、悪く取れば誤魔化しがあります。
名義預金は他にもあった
叔母が入院中の叔父のために積んだ預金は1件だけかと思っていましたが、後見記録を調べたところ他にもありました。もちろんその存在に関して、昨年6月の遺産分割協議の時には説明はおろか記載すらされていません。 「(こちらが告発すれば)遺産隠しは犯罪になる」という事例が書かれた書類を見せてやりました。
すると一番のガンが「まずはおばさんの相続が先で、おじさんのことはその後でしょ?」と言っていましたが、これも間違いです。なぜなら新たに新たに見つかったものも含めた叔父名義の預金は、叔父の相続額に等しいくらいになりますし、叔母が積んだものなので、叔母の相続に盛り込むのが妥当です。
後見人の報酬
昨年6月にはその報酬額を「300万くらいよこせ」と言ってましたが、実は平成22年に報酬を一度得ていました。昨年駄々っ子から届いた書類によれば、報酬として残り62.5ヶ月分を要求していましたが、調べたところ実は50ヶ月分。
先日の叔父の49日の席で、私が「後見人の報酬は裁判所で決めるものだ」と言ったら慌てふためていた理由がよくわかりました。
その話題になったとき、ガンがこう言いました。「別の人に頼んだらもっと高かったかもよ」と、あくまでも駄々っ子を擁護しようとします。「弁護士であれ、素人であれ、後見人の報酬は扱う金額に応じて月額の目安は決まっています」と言ったらやっと黙りました。なんとかしてよ、このガン。
ガンを黙らせる方法
今一番頭を悩ませているのは、ガンと駄々っ子の取り扱い。駄々っ子は頭は良いけど心は弱い。ガンは頭が悪いくせにその自覚もなく、口だけは達者という始末の悪さ。 口が達者と言っても、建設的な話し合いは全くできない典型的な知ったかぶりタイプです。
それなら大人しくしてればいいのに、「我こそは正義の使者」とばかり、ウルトラC並みの破茶滅茶な持論をドヤ顔で繰り広げます。
何も考えない人間は恐ろしい…。これはガンに対して思うこと。いくら低レベルでも、何かしらの考えを持っていれば、こちらはその思考の穴を突っ込んで潰すことはできます。だからこそ、多少の知恵がある駄々っ子は逃げたのです。
でもなんの考えもなく、その場その場でギャーギャー憎まれ口を叩いているだけのガンとの話し合いは、時間の無駄でしかありません。
後見記録の謄写、不動産の調査のために茨城に出向いたことを言えばイヤミたっぷりに「すごい行動力」と言います。 「だって『調べろ』と自分で言ったでしょ?だから調べたのよ。これによって、もしかしたらみんなが得をするかもしれないでしょ?」と言えば仕方なく黙るけど、次はふてくされてプイッと横を向く。
「調停の準備を進めている」と言えば「調停で何がしたいの?」とこれまたイヤミ。 頭にくるのは「私ならあなたたちのようなことをしない」と、自分の意見こそ正しいとばかり、胸を張って言いのけます。
「あなたはそうでも私たちの考えは違う。私たちにその考えを押し付ける権利は、あなたにはありません」と言えば、またふてくされて横を向く。もう話になりません。
私はこう言いました。「話し合いというのは個々の意見を出し合う場であり、疑問があればそれを解消するための場であるべきだ」と。
するとガンは「何もしないのだから、疑問も意見も出してはいけない。駄々っ子に気持ちよくやらせるためには彼の意見に従わなければならない」と。 そんなのは話し合いとは言いません。
「何もしないくせに」という言葉にカチンと来た姉は、「おばさんのマンションの掃除代と称してずっとお金をもらっていたでしょ?あなたたちはそれなりに恩恵は受けていたなら、音着せがましくああだこうだと言う権利はないはず」と言ったらかなり慌ててましたが、「そんな細かいことまでほじくり出して何がしたいの?」と、これまたケンカ腰。
「細かいこと」と言うけど、自分の金ではない、みんなの物である以上、細かいお金の狂いは1円たりとも許されないはず、というのは世間一般の常識です。この程度の判断ができないほど感情的になるのなら、やはり調停の場でガンを黙らせるしかないのかも。
言葉というのは、こちら側が理詰めで主張をしても、そして表面上はうなづかせてもダメで、本人の口から出た言葉が、そのまま本人の考えになっていくというのが彼らを見ていてよくわかりました。
同時に、この手の輩には本音を言っても無駄で、むしろ攻撃の材料を与えるだけ、ということもわかりました。 狂気の言葉しか出てこないあの汚い口を、永遠に閉ざす方法を、これから考えていかなければ。
昨日の食事は前回同様、伊勢佐木町のじゃのめやでした。せっかくのいい肉が、あいつらのせいで台無し。
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