昨日、車の運転中、後ろから白バイが追いかけてきました。
まさか私に用があるとは思ってもいなかったので最初は全く気づかず、少し走行した後、なんだろうと思ったので片側に停車し、白バイ警官に尋ねました。
すると踏切の一時停止をしなかったとのこと。確かに単線の小さな踏切を通ってきました。
違反の状況とは?
そこは左の画像のように踏切の手前に横断歩道があり、その先に線路に沿った道幅4mもない細い道があります。その道を横切ると単線の小さな線路があるという感じです。私は横断歩道で一時停止をして踏切があるので徐行しながらズルズルと前進、線路に差し掛かった時にしっかり止まらずそのまま通過してしまったようです。
逆方向から来た場合は、横断歩道がなく、踏切だけなので、もちろんきちんと止まりますが、昨日は踏切で一時停止しなかったという記憶もない状態。でも白バイ警官がそのように言うのですからそうなのでしょう。結局違反切符を切られ、9000円の罰金が課せられました。
嬉しそうな警察官
自宅に戻り、その時のことを思い出そうと試みましたがやはり覚えておらず、それよりも嬉しそうな白バイ警官の顔だけが脳裏をよぎります。物陰に隠れて違反者が出るのを手ぐすね引いて待ち構えていたところに、飛んで火にいる夏の虫が現れたという感じです。
うっかりした私が悪いのは百も承知。もちろん次から気をつけます。でも何で物陰に隠れている?これが納得できません。 道路交通法とは事故を未然に防ぐためのもの。それなら隠れていないで姿を表せばいいでしょう?
違反するまで隠れて待つというのは取り締まりではなく、「どうぞ違反をしてください。そして我々の営業ノルマに協力してください。どんどんお金を払ってください。そのお金が入らないと私たちは出世できないのです」と言っているようなもの。違反や事故を未然に防ぐためにあるべき法律なのに、違反をすれば大喜びする警察官ていったいどういう神経? ちなみにノルマはあるようです。総務省のHPに717億を稼いでこいというもので、これだけ稼いでこないと給料やボーナスに響くのでしょうね。だからでしょうか。年度末ということで、最近やたらあちこちで取り締まりをしています。それも決まって違反しやすそうな道にいます。地元の人ならわかるけど、遠方から来た人にはわかりづらいような場所によく立っています。物陰に隠れて…。
事件が起こらなければ動かない
奇しくも昨日はオウム事件から20年ということで、それを取り上げたドラマが放送されていました。その番組の中にこんなシーンがありました。信者の家族がオウムに入信した自分の息子を奪還しようと警察に足を運び、オウムの危険性を訴えるシーン。
警察官は「何か事件でも起きてくれなければ、こちらも動けない」…。そんなことを言っているうちに、あの地下鉄サリン事件です。サリン事件に限らず、事前に防げたはずの事件が山ほどあるというのに、事件が起きるのを待っている姿勢はどの事件も同じ。
警察は事件の防止なんてどうでもよくて、検挙することだけが仕事だと思っているのかしら?どうも腑に落ちない。
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