隣人との交流がなくなってから既に8年以上の月日が流れています。一切の関わりを断ち切り、隣人の奥さんは自分の殻にこもるようになりました。
ところが先日、隣人のご主人がいきなり夫に話しかけてきたそうです。買い物に出た留守中、うちの敷地に入り込み、ペットボトルを捨てていった男がいると告げたそうです。そのときにこう付け加えたそうです。「うちはそんなことはしませんから」と。
別に小さなペットボトルを捨てて行ったからって、どうってことはありません。そんなことに気づきもしなかったし、それをしたのが誰かということも見当がつきます。その隣人の裏に住む、ちょっと知恵遅れの男です。
でもその人は、やったとしてもその程度のことだけ。同じ他人の敷地に入り込むにしても、この隣人の奥さんのように意図的に車に傷をつけるような意地悪さはない人物で、善悪の区別がつかない幼児のような人。
一方他人の車に傷をつけるのは、善悪の区別はついているけど、感情を抑えることができない状態の人物です。
知恵が足りない点では同じですが、片方は単純な精神構造で、もう片方は精神不安定の状態です。と考えると、質が全く違いますよね。
たまたま隣人はそれを目撃したから、これ幸い、チャンス到来とばかり、自分でやっておきながら車の件をその男になすりつけようとしたのだと感じました。そうでなければずっと関わりのない状態の中、いきなりそんなことをうちに告げにはこないはずです。
その話を聞いて、私はある不自然さを感じてました。もし私なら、そんなことをわざわざ言いにはいきません。相手から何か聞かれたらそのときに初めて答えます。
てことは、何か別の目的があるのでしょう。自分たちにかけられた疑いの目をそらしたい、というのが一番でしょうけど、もし自分が本当に清廉潔白だというのなら、余計なことは言わずに黙ってます。
8年も経ってからいきなり言い出す不自然さ…なんとも不可解です。
実はそのご主人も、自分の奥さんに対して疑惑の目を向けているのではないかと思いました。
でもそれを公の認めてしまえば、この地には住めないし、面倒だから奥さんの前でも気づいてないフリをしているのではないかと思いました。
だから言い訳めいたことを口にした。それは彼の中に、多少なりとも後ろめたさがあるからに違いありません。
後ろめたさを抱えた人物というのは、その行為を隠すために、いつもはしない行動を取ります。普段は口もきかないのに、いきなり聞いてもいないことを突然言いだすなど、今回の行動はそれにあたります。
でもこちらにしたら、普段しないことをするから逆に疑惑はどんどん膨らむのです。
「頭隠して尻隠さず」という言葉を、彼は知らないのでしょうか。
そんな稚拙な言い訳で、自分の潔白を晴らしたとでも思っているのでしょうか。彼の精神構造も謎だらけです。
ただ言えることは、こちらが絶え間なく出し続けている「あんたの犯行はお見通し」というこちらの態度が相手にはかなり堪えている、そんな感じです。彼にできることはあれが精一杯。それ以外は、なす術なしのお手上げ状態。
今後、こちらが今までと変わらぬ態度を頑なに取り続ければ、さらに追い詰められるでしょう。
田舎に帰った方が彼らには幸せです。早くその決断を下して欲しいと願ってやみません。
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