Violet@Tokyo

目からうろこ!ダイニングテーブルは椅子から選ぶという発想

約6分



前回の記事でご紹介した通り、ただ今トーゴのソファの張り替えを検討中です。色のサンプルを確認すべく、再びインテリアショップに出向きました。

目からうろこ!ダイニングテーブルは椅子から選ぶという発想
画像:http://www.ligne-roset.jp/products/fabric/より出典

選んだ色は明るいグリーンで、上の画像のRG-513です。すると現在のダイニングテーブルが不釣り合いになります。グリーンには優しい木目調がしっくりきます。

2人用のダイニングテーブルセット購入を決意

目からうろこ!ダイニングテーブルは椅子から選ぶという発想

これは今から30年近く前に購入したダイニングテーブルセットですが、マルニのものです。

当時はモノトーンのモダンインテリアが全盛でしたから、売り場にはスタイリッシュな黒の家具がたくさん置かれていました。

その中でもひときわ目を引いたのはこのダイニングテーブルセットでした。

当時でもけっこうなお値段でしたが、ほとんど即決。部屋の広さとのバランスなど二の次で、とにかくこのテーブルが気に入ったのです。

それから約30年、たいせつにたいせつに使い続けました。

テーブルの脚には我が家の愛犬の甘噛みの傷があります。それも成長の歴史です。途中で椅子の張り替えや、テーブルの塗装もしましたが、もうこれは手放すことにしました。

先に挙げた理由だけでなく、2人暮らしには大きすぎるサイズだからです。そこで昨日は、ダイニングテーブルセット選びに時間を費やしました。

リビングダイニングの家具は本当に気に入った物を選ぶべき

余談ですが、ダイニングテーブルとソファは、本当に気に入ったならば、ある程度の金額は覚悟すべきというのが私の持論です。

リビングダイニングルームで過ごす時間は1日の中でも長いことと、大きな家具ゆえ、存在感が部屋の雰囲気を大きく左右するからです。カーテンなどはその次でいいと思います。だってカーテンを閉めきるのは夜だけですから。

でもダイニングテーブルとソファは違います。一生のうちでそう何度も買い替えるものでない以上、長いおつきあいになります。長く使う家具は、少し無理してでも本当に気に入った物を選ぶのが私の持論。

この”少し”というのがその人によっての価値観の違いですが、”ちょっと頑張れば手が届く範囲であるならその範囲内で妥協せず”というのが”少し”という意味です。妥協して購入したものは飽きるのも早いですからね。

ダイニングセットを選ぶ時の注意点

さて話を元に戻します。売り場で片っ端からダイニングテーブルを見ていたときのこと、売り場の担当の方が声をかけてきました。

こちらの希望は二人用のダイニングテーブルのセットが欲しいのに対し、売り場には4人用、もしくはそれ以上のものばかりが並んでいると伝えたところ、「テーブルよりもまず椅子を決めてください」と言われました。

ダイニングテーブルは食事だけの場所ではありません。

書物をしたりPCで文章を書いたり、テレビを見たりする時間もあるので、やはり座り心地がたいせつであるとのことです。

その時は必ず靴を脱いで背もたれにぴったりと背をつけて座ります。その状態で膝が直角より少し前に出るくらいが理想的とのこと。

気に入ったのは浜松工芸のリビングダイニング5点セットの中の肘付き回転椅子。椅子というよりソファに近い感じで座り心地は抜群でした。クッションカバーも外せて自宅で洗濯ができます。

日ごろのメンテナンスがかんたんにできるものが希望だったので、その意味でも合格です。動きの点でも回転式というのは楽だと思いました。

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もし家族が多ければ二人掛けも欲しかったのですが、夫婦だけなのでそれは却下。

ダイニングテーブルの理想のサイズは?

テーブルは、置けるスペースに限りがある以上家族の人数によってある程度決まってしまいます。

大人一人が食事をするのに最低必要なスペースは、幅60センチ、奥行40センチですが、それよりも多少ゆとりを持たせて、大人二人なら横幅80センチは必要とのことです。

あまりテーブルの幅が小さいと、椅子がテーブルの中に収まらないからです。

この椅子だと幅は71センチありますが、柱の太さを考慮した場合、テーブルサイズは90センチあれば大丈夫とのことでした。

ただしセットになっているテーブルだと110センチ角なので、希望のサイズよりも大きくなります。

そこでテーブルは別のメーカーでオーダーすることにしました。

椅子の高さに対してテーブルの高さが決まります。この椅子は40センチですからテーブルの高さは65~70センチくらいです。

これ以上低いと食事がしにくく、PCをするにも疲れると思います。

外食をしに行った時などたまに、食事がしにくいとか居心地が悪いと感じることがありますけど、あれは椅子に対してテーブルの高さが合ってないからです。

座った状態で、テーブルに肘が直角に置けるくらいが楽な姿勢です。

テーブルのオーダーはナガノインテリア・リンクスでお願いすることにしました。

5センチ刻みで好きなサイズが指定できること、脚のデザインは5種類から、色も6種類の中から選べるので、別のメーカーであっても椅子との調和が可能です。

だから「椅子を先に決めてくれ」ということだったのですね。私は今までテーブルのサイズにばかり目が向いていました。

また肘付きの椅子なので、アームの高さも考慮しないとテーブル下に収まりません。

テーブルの高さだけでなく、木の厚み(4センチ)を考慮して、テーブルの天板下から床までのサイズの確認をお忘れなく。

この椅子の場合、アームから床下までが57センチなので、65~70センチの高さのテーブルならきれいに収まります。

ともに国産なので日本人の体型に合わせて作られています。

日本人向けだと椅子の高さは40センチくらいが一般的なので、テーブルの高さも70センチ前後で、そのサイズが国内では一番出回っているそうです。

海外のものだとそれよりもっと高く作られていますので、必ず座って確認しましょう。

そしてもう一つ忘れてならないのは、座った時は椅子を手前に引き寄せますが、立つ場合は逆に椅子を後ろに出して立ち上がります。

その分のゆとりはあるかどうか?

その後ろを人が通るスペースはあるかどうか?

冬は鍋を楽しむと思いますので、テーブルにコンロを置いて食事が楽にできるスペースが確保できるかどうか?

また来客が多いかどうかなど、自分たちのライフスタイルを十分に考慮しましょう。

ダイニングテーブル&椅子の選び方まとめ

まとめ

  • 座った状態で、テーブルに肘が直角に置けるくらいが理想
  • 椅子に座る時は必ず靴を脱いで座る
  • 大人一人が食事をするのに最低必要なスペースは、幅60センチ、奥行40センチだが、大人二人用ならそれよりゆとりを持たせ横幅80センチは必要
  • 肘付きの椅子を使用する場合は、アームの高さと天板下から床までの高さを確認する
  • 季節、動線、ライフスタイルを考慮する
  • 椅子のメンテナンスは楽かどうか

長々と書きましたが、来週には最終の打ち合わせを終え、いよいよ発注です。

今から注文しても1ヶ月以上はかかるそうですが、出来上がりが楽しみです。その時はまたご報告いたします。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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