Violet@Tokyo

一周忌

約6分



先月30日、叔母の一周忌法要がありました。昼過ぎに集合して食事に向かったのは午後3時すぎ。場所は横浜中区にあるとんかつ長八 長者町店です。

ここの料理はどれも美味しく、一つ一つが丁寧に作られていました。写真以外にも鍋が用意されていましたが、本当にお腹がいっぱいで食べきれませんでした。

食事に向かう時、タクシーに同乗したのは「進行役を降ります」と言ってきた従兄弟です。開口一番、「あまり四面四角に考えないで」と言ってきました。

その言葉だけでむっとしました。都合の良いところは法律通り、不都合な事はいい加減にしようということです。相続をいい加減な方法ですること自体が間違っています。

それに、降りたんじゃないの?あの手紙は何?

自分で「降りる」と言った以上、余計な口出しするなっていうの!

タクシーの運転手がいてもお構いなく、「私文書偽造は犯罪行為だし、それがわかっていながら、加担することはできません。

そのくらいのことはみんながやっている、バレやしないという理由だけで、やっていいという理由にはなりません」 従兄弟はあっと言葉をのみました。

犯罪と言われ、タクシーの運転手を気にしたみたいです。それを無視してさらに私は続けました。「あれは名義預金です。きちんとリストに加えるべきです」

すると、「叔父さんが亡くなってからそれを分ければいい」と言います。

その時はその時の話で、今すべき話ではありません。 従兄弟は叔父に、名義預金預金+1/6と言いますが、それは正しい法定相続の計算ではありません。リストから漏れた名義預金をきちんとリストに加え、それを1/6ずつ分けるべきです。

さらに、叔母が亡くなる3年前から、亡くなってから今に至るまでの1年間、叔父は叔母のお金をずっともらい続けてきました。その分もきっちりと引くべきです。

「もし銀行から連絡が来て、あのお金は誰のものかを確認された時に『俺が積んだものだ』と言ったらどうする?」と聞いてきました。

贈与となれば年数が経っているから贈与税の延滞金がかかる」とこれまたわけのわからない屁理屈。 そもそも収入がない人がそんなお金を積めるわけがないし、「あげました、もらいました」という両者が作成した書面がない以上、生前贈与だって発生していないわけです。

ならば延滞金もクソもありません。名義預金はよくあることだから、銀行だって税務署だって、言葉のやり取りだけで確認作業を済ませるわけがありません。

この従兄弟、ああ言えば上祐みたいです。でもそれを一つ一つ潰していくのが私たち姉妹です。

どちらにせよ、その通帳を相続分としてそのまま叔父さんに渡し、トータルが1/6近くになればいいわけです。

それを言うと、「叔父さんが病院から出てきたらどうする?」と言います。「それはそれで叔父さんの人生です。出てきても関わらなければいいし、そもそも80過ぎたらアパート借りるにしても保証人がいなければアパートひとつ借りることはできません。つまり関わらなければいいんです」と言ってやりました。

従兄弟も必死です。「そんなことをすれば叔父さんは野垂れ死する」と言うので「それも叔父さんの人生です!私には関係ありません」と答えてやりました。

「いや、それは人として間違っている」と言うので「間違っていませんよ。うちの親はあの人のおかげでどれほどの苦労をしてきたと思っているんですか?

私の母は、あの人の借金のために電車に飛び込もうとまでしたんですよ!」と言ったらやっと黙りました。

それにしても従兄弟はなぜこのような矛盾だらけの屁理屈ばかりをゴリ押しするのでしょう。自分だって、あれが叔母さんのものとわかっているくせに。だからこそ銀行におろしに行ったのに。

その時に、銀行からは「叔父さん名義だから叔父さんが死なないとおろせない」と言われたから諦めたと言ってたくせに。 アパートの保証人? ふざけんなよ!親子二代に渡って、誰があんな人の保証人になんかなるもんですか。

こちらだってそんなお人好しではありません。 この従兄弟、何をそんなに怖がっているのでしょうか?

自分が叔父さんの面倒を見るハメになることが怖いのでしょうか? でも矛盾しています。叔父に後見人をつけろと言えば「人権蹂躙だ」と言うわりには、「叔父さんが相続でお金を手にしたら、そのお金で病院を出ては困る」と言う。相続で得たお金の使い道なんて個人の自由で、いくら親戚だからって口出しなんてできないでしょう。

「病院を出る」と言うならそれだって止める権利なんてないはずです。嫌がる者を病院に閉じ込めておく方が人権蹂躙でしょう。

別の従兄弟はこう言います。「嫁いで実家を離れた人はいいけど、そうじゃなければ実家にそのままいる人が叔父さんの面倒を見なければならない」「甥・姪にそんな義務はない」と言いましたけどね。

だって顔も見たことがない叔父さんをネタに脅されても何も感じませんわ、私。そんなに嫌なら引っ越せば? それに余分にもらう人が少しくらい面倒を見てもいいんじゃない?

さすがにこれは言いませんでしたけどね。 最後にこう言ってやりました。「納得できない以上、こちらはハンコは押せないわねぇ・・」

この勝負、私たち姉妹の勝ちですね。だって従兄弟は、私たちの印鑑が欲しいんですから。ケッ!

気分直しにとんかつ長八 長者町店のデータを以下に記載しておきます。
店舗情報 [dp_table width=”100%” class=”” highlight=true hoverrowbgcolor=”#aae8e9″ hoverrowfontcolor=”#465f60″ hovercellbgcolor=”#23b5df” hovercellfontcolor=”#fff”] [dp_tablerow title=”住所” icon=”icon-building” align=”left” class=”” bgcolor=””] [dp_tablecell align=”left” class=”” bgcolor=””] 神奈川県横浜市中区長者町8丁目125
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[/dp_tablecell] [/dp_tablerow] [dp_tablerow title=”営業時間” icon=”icon-clock” align=”left” class=”” bgcolor=””] [dp_tablecell align=”left” class=”” bgcolor=””] 24時間営業
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