Violet@Tokyo

人生の下り方

約 6 分

朝、テレビを見ていたら、俳優の武田鉄矢さんがトーク番組に出演していました。

相変わらず人を引き込む話術についつい聞き惚れていたのですが、その中で「なるほど!」と思う言葉がありました。

それはある程度の年齢になったら、人生の下り方を上手にする術を覚えていけというもの。

「山に登ると言うのは、登って降りてくること。

人生の山頂まで登ったら降り方が大事。

丁寧に降りないと滑落するよ。

山頂到達の思い出は、降りなければ作れない。

登ったままだと遭難します。下りは自分の歩幅を決めて降りる」

若い頃は、例えるなら上り坂。

頑張れば山だって階段だって、勢いづけば2段飛びくらいは平気でやってのけちゃう。

仮に転んでも、おでこに傷がつく程度。しかし年を取ればそうはいきません。

下り方を間違えれば真っ逆さまに転落して、おでこに傷程度ではすまないのだそうです。

それを防ぐためには一歩の歩幅を考えろということ。

確実に一歩ずつ、無理をするなということです。

今やっていることは、いずれできなくなります。

でも年を取るに従い、意固地になってそれを認めたくないという気持ちが強くなます。

「年寄りの冷水」という言葉があるように、若者に負けじと無理をします。

それは傍から見ればみっともないだけではなく、本人にとっても辛いもの。

体が辛いか心が辛いか、おそらくその両方でしょう。

バドミントンでもよくそれを感じます。

すでに70歳を超えた人もまだクラブには在籍していますが、彼女は自分の持っているランクが自慢。

でもそのランクで、若い人と戦うのは無理です。
だってこれが現状ですから。

体力的に私の一年と彼女の一年は違うのです。

では私はどうかといえば、30代の人と私の体力はまた違いますし、いずれは体も動かなくなります。

成長度合いも違います。それを自覚しないと、自分がいずれキツい思いをするのです。それが一番怖い「滑落」です。

スポーツには年齢的な問題は必ずついて回ります。

今の年齢をまず自覚すること、それが今後の私の課題です。

その上で、欲張らずに課題を決めていくしかなさそうです。

それが「自分の歩幅を決める」ということです。今から目指せる山頂の選び直しも考えないといけないかもしれません。

私は今年初めて歩けないほどの筋肉痛と膝の痛みを感じました。

それでなおさら年齢を気にするようになったのです。

いずれは目も弱ってくるでしょう。一年の衰えを初めて自覚した年です。

昨日は試合の応援に行きました。一緒に入った人といろいろお喋りをしたのですが、彼女は年数だけは10年以上やっているけど、クラブに入ったのは今年になってから。

彼女がこう言いました。「私なんて期待されていない。この前も○○さんに『もっと早くこのクラブに来れば良かったのに』って言われた」と、肩を落としていました。

それは私も同じこと。この年で2年のペナルティーは大きいです。

私だって同じ人から「2年後には年を取っちゃうね」と言われました。

つまり、彼女同様、期待されてはいないのです。

この○○さん、悪気はないけど気にしていることを平気で言うのです。

多分、初心者なら30代か、遅くても40歳くらいで入らないと戦力にはならないと思っているみたいです。

でも言われてみればそのとおりです。

初心者教室で一緒だった同期の人は、とっくにランクを上げています。

いろいろと恵まれた環境にあったのも関係するけど、一番はその分若かったから上達も早かったのだと思います。

変に年を重ねて、しかも年数が経つうちに変な癖も身に付いた今からでは、上達するにも限度があります。

つまり、それを自覚して、あまり欲はかかない方がいいということです。

だから期待されることを期待してはいけないのです。だってその年齢であることは事実なんだから。

年齢は引くことはできず、重ねる一方です。

でも私以外はそうではなく、試合に出て負けたことで野心が増しているみたいです。

第一試合で負けた今年の結果に対して、「来年は初戦突破を目標に頑張る」なんてメールが来ました。

その試合の対戦表を記録して、来年の参考にするんだと言っていましたが、肝心の対戦表をどこかに無くしたみたいです。

その日は遅くまでさんざん探し回っていたようでしたが、それから1週間くらい経った一昨日も「対戦表は紛れてない?」とメールがきました。

いい加減しつこいなと思ったのは私だけではなく、一斉メールを受けた人はみなそう思ったようですが、私はこう返信しました。

「そんなに知りたければ本部に問い合わせれば?それに今年の結果が来年の参考になるかと言えば違いますよ。

だって若い人は、今年はそうでもないと思っても、来年は別人のようにガラリと変わってきます。

同じ人に当たるとも限りませんし、ペアも変わります」と。

そうしたらやっと「諦めます」と言ってきたけど、彼女にはその本当の意味がわかってないのだと思います。自分の1年の成長がこれだけなら、他の人も同じだと、自分を基準に考えているのです。

知らないって怖いなと思いました。 上記の武田鉄矢さんの言葉に例えるなら、山頂到達の思い出がないことが理由なのか、自分の年齢を忘れているのかは知らないけど、夕方から山頂を目指したいと考えているみたいです。

でも山頂を目指すには年齢的に遅すぎるのです。

とっくに降りてなければならない年齢なのに、これから昇ると言っているのです。

昇るべきベストな年齢に登りきれなかったのだから、これからだってたかがしれています。だから○○さんは「遅すぎる」と言ったのです。

これからできるのは、現状維持が良い所。どんなに低い山だって夕方から山頂を目指しても、遭難するか、クマや猪に襲われるかってところです。遭難するのは勝手だけど、遭難すれば救助その他で周囲が迷惑します。それなら後日、楽に登れる山を目指した方がいいのでは?それがまだわかってないのです。

クラブに入った嬉しさで、肝心なことを忘れているのかもしれませんね。その浮かれっぷりを見ていると、余計に腹が立つのです。

私が彼女を嫌いな理由は他にあります。

私はペナルティーがあります。移籍だから仕方がないと半ば諦めていますが、でも私の移籍の理由はクラブが廃部になったからで、自分の都合ではありません。

でも彼女は完全に自分の都合で移籍したのです。所属部署が違うからそのペナルティーの対象にはならなかったというだけで、心象的には完全にブラックです。

一見愛想がいいし、腰が低いから今はまだ「いい人」と思われていますが、周囲で彼女の調子の良さを嫌う人は多く、実際に前のクラブの人は「裏切り者」とまで言っていますし、同じクラブの人に「変なのが行ってゴメンネ」と謝ったなんて裏話が入ってきます。

いつか時間が経てばわかるかもしれませんが、今はまだその時が来るのを我慢して待つしかありません。

彼女は直せないまでも、それがわかっていながら今後も彼女と組む人も信用できません。

その二人の関係がどうなるのか、これはこれで見ものです。

次はもしかしたら1勝はできるかもしれないけど、ランクが上がるとか、優勝に絡むというのは無理だと思っています。

それをいつ自覚するか、その時にどうするかも見ものです。

まぁ、人のことはどうでもいいけど、問題は自分のこと。

これから私はどうしようかと考えています。

今、無理に組まされたペアとではとても無理だし、固定になるくらいなら、それを避けるために試合には出ない方向で行った方がいいかも。

それならクラブを早目に辞めた方がいいのかな?そんなことまで考えています。

 

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(最終更新:2018/01/20)

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