Violet@Tokyo

派閥はイヤ

約 4 分

人と人が集団を作ると、そこにはなぜか派閥ができます。

それは至る場所にあるから、特に珍しいことではないとわかってはいますが、自分だけはそういう煩わしいことには関りたくない、というのが多くの人の本音だと思います。

ところがその思いとは裏腹に、板挟みになってしまい、それを考えると憂鬱な気分になります。

Aに行けばBの悪口、Bに行けばAの悪口。うっかりそれに共感でもすれば「≒お友達」という図式が簡単に出来上がるという、お友達の定義をはき違えている輩にうんざりしています。

先日Aが私を捕まえて、Aと仲の悪いBの悪口を弾丸トークで捲し立てます。「もう、ワタシ、悔しい~、Bにこんなこと言われちゃった~」

“またか”と思いました。なぜならその前に、BからもAの不満をさんざん聞いたばかりだったから。その時、Bに私が言ったこと。「だったらAに直接言えば?」これは効果覿面。その後直接相手にぶつけたようです。

そしてAにもこう言いました。「Bがこれをされたら嫌だということを、今後あなたがしなければいいんじゃない?」と。

そしてこう付け加えました。

「あなたたちがゴタゴタしていると、周りにいる私たちもやりづらくなってくる。特に私は両方から言われてるから、なんて返事していいかと余計な気を使ってしまうの。文句を言われて悔しいと思うなら、相手に言わせないようにすればいいんだよ。言うネタを与えないことだよ」と。

自分に味方してくれると思っていた両者は拍子抜けしたようだが、私だって他人のもめごとになんぞ首を突っ込みたくないです。だって一度二度じゃないんだから。

「直接相手に言えば?」と言って「そうね」で終わったBとは違い、Aは「そうね」では済みませんでした。

両方からあれこれ言われて板挟みの状態が嫌だという私に対して「そうね、裏切るような気分になるからね」と言います。

逆に「えっ?」と言葉を失いました。なんで”裏切る”という言葉が出てくるの?

私はどちらにも味方していません。「もめごとなら他人を巻き込まないで二人でやって」と言ってるのに・・・。それを説明するとこう言いました。「ならBの話を聞いてあげてよ、Bは友達がいないから」と捨て台詞。もう、唖然・・、なんという大人げなさ。

他人をやっつけるために出来上がったインスタントの”お友達”なんていうのは、本当のお友達ではありません。だから適度な距離を置くことで身を守っているのです。もめるなら、勝手にやってくれ。

だけどそういう人たちの共通点というのは、いかに自分が正当で、相手が間違っているかということばかりを必死に訴えます。

そして味方につけるのは、「そうだ、そうだ、あいつが間違っている」と、共鳴してくれる人です。正と悪しかない、極端な考え方に走ります。ったく、どこまでも面倒なイキモノです。

しかも相手をやっつけることだけが無意識の目的になってしまっているから、仲が悪くなってしまった根本的な原因なんてとっくに置き去りにされています。そこが恐ろしいところです。

もつれた糸を解きほぐしていくうちに、根本的な原因は、案外単純なことだったとわかったとしても、意地と意地の張り合いで引っ込みがつかなくなります。こうなれば、こちとら、関わりにならないことが得策です。

そこいくと、うちの犬たちは賢いです。いかに争いを避けるか、を目的としたカーミング・シグナルを出しています。

カーミング・シグナルというのは、言葉を持たない犬が、体で表現する犬語のことです。
犬は無意味な争いはしません。仮に争うことがあるとするなら、それは自分の身を守るときだけです。しかもそれはその場だけのこと。そこがいつまでも根に持つ人間とは大きく違う所です。

年がら年中、他人の迷惑も考えずにもめてるAとBに言いたいです。「うちの犬を見習え」と。なんならうちの犬の爪の垢でも分けてあげようか?1グラム1万円で手を打ってやるよ、ケッ!


 

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(最終更新:2017/12/11)

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