Violet@Tokyo

忽然と姿を消した人気ブロガー・おろちょんさんの魅力を振り返ってみた

約 8 分

むかしむかし、はてな村におろちょんさんという人気ブロガーがいました。おろちょんさんはSeesaaで「おろちょんのお笑いマンガ道場」を。はてな村で「なんでかフラメンコ」を。

と、ここまで書けば、古くからブログをやっている人なら誰のことかおわかりいただけるでしょう。当時おろちょんさんの人気は絶大で、一部では神とも称えられました。

そんなカリスマブロガーでありながら、読者が知りたくもないPV報告という余計な物を、一切しなかったところが潔くて好きでした。

当時シュールな視点と軽快な文章に魅了された私は、彼女のブログを楽しく読んでいました。

もう一度、おろちょんさんのブログを読みたい

そんな彼女がある日突然ネットの世界を離れてしまい、大きな話題になったのは2010年のこと。当時は大きな話題になりました。

この方もコアなファンのようですね。

Twitterでは数少ない「すべてのツイートを読んでいるヒト」であった「おろちょん(@orochon56)さん」が突如失踪(?)してしまった。日に何度もツイートしていたおろちょんさんが、ここ2〜3日急に沈黙していたのだけれど、勝手に「お盆休み」ぐらいに思っていた。しかしながら、ツイートをやめただけではなく、長年続いていた「なんでかフラメンコ」「お笑いマンガ道場」というブログも閉鎖していた。これはもう意識的に「消えた」ということなのだろう。エロネタ、育児ネタ、社会へのクールな視点など、その「筆力」は相当なものだった。かなりキツめの「毒」が満載だっただけに、風当たりも強かっただろうと想像する。それを飄々と受け流しているところに凄みもあったのだが。…いつか飄々と復活してくれんかな。

情報源: おろちょんさんの失踪 – 海森堂

あれから6年。好きなブログはたくさんあるので暇があるときは読みますが、おろちょんさんほど夢中になれるブログにはまだ出会えていません。

あれほど精力的に活動していたのに、ある日突然ぷつっと姿を消したおろちょんさん。どんなに才能がある人でも止める時は止めてしまうのですね。ファンとしては残念でなりません。

毒もまた魅力

かなりキツめの「毒」が満載とありますが、私にもそうでしたが一般的なコメントにはとても優しく礼儀正しく答えてくれました。

ただ「バカバカ○ねー」みたいな毒のある粘着コメントにはそれ相応の猛毒で返すという強さもあり、そこがまた魅力でもありました。

でもそういうのに疲れたのかなぁ?

あまりに突然だったので、今となっては全くわからないけど…。

おろちょんさんのブログ記事2つ

「もう一度彼女の文章を読みたい」

そう思って探したところ、どうにかこの2記事だけ見つかったのでご紹介します。

今となってはレア物です。引用元が読みにくいので(失敬)こちらに引用します。

[日常]誰がなんといおうと「3歳児神話」は存在する

「子供の将来に悪影響を及ぼすので、3歳までは保育園などには預けずに母親の元で育てるべき」でお馴染み、それを耳にしたワーキングマザーはすべて石となるという「3歳児神話」なんですけども、私から言わせれば、そんなもんは母性至上主義者の押し付けであり、「神話」でもなんでもない。

今回は、本気の「3歳児神話」をご紹介いたしたく、下記に箇条書きしたのでご覧いただきたい。

  • 3歳児は、都合のいい時にだけ「女」を主張するエセ男女同権主義者の如く、普段赤子扱いすると怒るくせに、都合が悪くなると「まだあかちゃんだから」と言い訳をする
  • 3歳児は、「クレヨンを玄関にぶちまける」「寝ている金魚を叩き起こす」「パソコンを強制終了させる」など散々反抗的な態度をとっておきながら、食後に「おかあさん、いつもおいしいごはんありがとう」などとDV男の如く親を懐柔する
  • 3歳児は、「おかあさんだいきらい。どっかいっちゃって!」と罵倒した後、「ねぇ、さみしくないの?さみしいでしょ?ほんとは」などとウザめ女の如く懐柔する
  • 3歳児は、「今日はお皿が3つしかないね」と晩飯の品数の少なさを暗に非難する
  • 3歳児は、己の肛門に指を突っ込み「おかあさん!こんなところに穴が開いてるよ!なんで!?なんで!?」と泣き喚きながら人体の神秘を追求する
  • 3歳児は、「へびはなにをたべるの?」「ネズミとかカエルだよ」と食物連鎖について教えた直後、ひとり背中を丸めながらおもちゃのヘビの口にミッキーマウスを押し込む
  • 3歳児は、「ねえ、おかあさん、ちょっとタマゴ生んでよ」という無茶ぶりも厭わない
  • 3歳児は、猛烈に叱られ極限状態になると、背を向けてハーモニカを吹きはじめる
  • 3歳児は、子供向けのイベントにおけるハイテンションなお姉さんの「みんなー、楽しかったー?」の問いかけに、多くの子供が「たのしかたー!」と答える中、無表情で片手をずらしながら軽く拍手をする、という金正日スタイルで応答
  • 3歳児は、プラレールに置石をする
  • 3歳児は、「おかあさん、ウンチしてるところみせて」とフランクに要求する
  • 3歳児は、お店屋さんごっこの最中、参加したげに近付いてきた年上の女児に向かい「遊んであげるよ。おまえ、ハナ出てるけど」などと挑発する
  • 3歳児は、「ほら、お姉さんにどうぞ、ってしなさい」と促すと「おねえさんじゃないでしょ。おばさんでしょ」などと空気を読まない
  • 3歳児は、おもちゃの救急車を走らせながら「病気の人はいませんかー?」と手当たり次第に患者を探す「流しの救急車」という新ジャンルを確立
  • 3歳児は、「今日は、ばあばを持っていこうよ」などと人を人とも思わない
  • 3歳児は、土産を忘れた義父に「きょうはミニカーをもってきたのですか?」とバカ丁寧な物言いでプレッシャーをかける
  • 3歳児は、取組後の入浴に重点を置く、というマニアックな相撲ごっこを展開する
  • 3歳児は、ミニカーから外したタイヤを積み上げ「オートバックスごっこ」と命名する
  • 3歳児は、激しくシリモチをつくと「転んでないよ。座っただけ」と涙目でバレバレの嘘をつく
  • 3歳児は、粘土を与えるとウンコを作る

いかがだっただろうか。

しかし、これはほんの一部に過ぎない。

神話は、今こうしている間にも作られているのである。決して油断してはならない。

がんばれ、日本のおとうさんおかあさん。

2010-04-21 – なんでかフラメンコ

情報源: 本気の「3歳児神話」|力とひきかえに心を失うブログ

「専業主婦 VS ワーキングマザー」の戦いがいつまでも終わらないワケ

こちらは読みやすいのでリンクだけ貼っておきます。

「専業主婦 VS ワーキングマザー」の戦いがいつまでも終わらないワケ

おろちょんさんの魅力

以上2記事だけでもおわかりいただけるでしょう。

幅広い知識と洞察力、加えてユーモアのセンスがずば抜けています。

芸能ネタから際どい下ネタ・グロなどなんでもござれ。

出産後は育児ネタもありましたが、彼女の手にかかれば、ありふれた育児ネタさえ一気に「おろちょんワールド」に変身します。

以下を読むとユニークな育児をしていることが想像できます。

私は、目につくものすべてにいちいち解説を求めるしちめんどくさい幼児だったらしい。 散歩の最中に変わった動植物を見つければ「あれは何だ」「何故あんなところにファサファサがついているのか」「何が目的だ」などと持ち前の粘着性を発揮させていたらしいが、母はググレカスと切り捨てることなく、いちいちそれに答えていたという。

情報源: 母から学んだ究極のwinwin育児- なんでかフラメンコ | これはすごい

体験談をウリにしない謎のブロガーだった

彼女の魅力を一口で言うなら自分の体験を一切ウリにしてないところでしょうか。

誰もが知っている身近なネタを取り上げ、独自のクールな切り口でサクッとまとめている。

体験談は確かにネタにしやすいけど、それをしないところが素直に「すごい」と思います。

見ず知らずの人の体験談なんて、よほどレアな例でもない限り興味ないですからね。

またレアであったらあったで最初のうちこそ「へぇ」って思っても、そればかり書いていたらいずれ飽きられますし、レア過ぎて一般人には参考にならない、という可能性もあります。

名前を言えば誰でも知っている有名ブロガーが最近「面白くない」と言われている理由もそこです。

だからおろちょんさんのように、どんなことでもネタにできる才能に憧れるのです。

性別さえ判定不能

最初のうちはベタベタしてない文体からおろちょんさんは男性だと思い込んでいました。

ところがある日、女性であることをカミングアウト。確か妊娠した時だったかな?

自分のことを明かしたのはその時だけだったと記憶しています。

多くのファンはおろちょんさんが女性だったことに驚きました。

その反響におろちょさん自身も驚いていたわけですが、確か「今まで特に性別を聞かれたことがなかったから言わなかっただけ」と語っておられました。

その後プロフィール欄で自分のことをこのように紹介しています。

ネットの世界では「おろちょん」と名乗っております。

年齢を聞かれて答えると「えー、そんな風にみえなーい。」と気を遣われるような歳です。

男もしくはネカマと間違われがちですが、チンコのついていない普通の会社員です。

はてなとseesaaで心の底から恥ずかしいブログをやってます。

お笑い育児下品が主食です。乳首は長い方です。

別アカで「こんなついったらーは投稿するな」(@donotpost)もやってます。

はてなブックマークより

最後に

ブログというツールが日本で使われるようになって10数年。

多くの人がブログを使うようになったことで魅力的なブロガーが数多く登場しました。

でも女性でこういう記事を書ける人って、おろちょんさん以外まず思い当たりません。

唯一似ているといえば扱うネタはかなり違いますが、「謎の主婦」という点でDJあおいさんくらいかな?

またもう一度、おろちょんさんのブログが読みたいです。

そう思っている根強いファンは私だけではないと思います。

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(最終更新:2017/08/30)

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