Violet@Tokyo

お詫びのメールで気分を害す

約 6 分

コトの起こり

コトの起こりはバドミントンの練習中のこと。勝ち負けを重視するというよりむしろ、和気藹々とやることを目的とした試合でもなんでもない単なるお遊びの場。

そこにメンバーが集まりダブルスのゲームが始まりました。 ある人とペアを組んだとき、トップアンドバック(前と後ろで守る攻撃スタイル)の体勢になり、私は後ろ、ペアは前に位置を構えました。

すると左のバック側ギリギリに大きくシャトルが飛んできたので、私は左後方からストレートのバッククリアーを上げました。

上げたわけだから、当然私はそのまま左の箱に入り、サイドバイサイド(横並びの守備のスタイル)のポジションに構えなくてはなりません。

なのに前にいたペアの人がなぜかいきなり私が入るべき場所に下がってきました。当然右側の箱はガラ空きです。

そこにシャトルが飛んできて慌てて取りにいったけど間に合いませんでした。 するとその人はこう言いました。

「私がこっちに(左)下がったんだから、右に行ってよね!」

一瞬「えっ?」と耳を疑いました。

「えっ?」と思ったのはその前の瞬間も同様。

私が入るはずの場所に、前にいた相手がいきなり下がってきたから、その瞬間、「えっ?なんでここに来るの?」と思って足が止まってしまったからです。

左後方からバッククリアを上げた場合、右の箱に飛んでいってサイドバイになるのは無理です。

その位置から私が行けるのはクリアなら左の箱のでサイドバイの位置、スマッシュ、ドロップなら元にいたトップアンドバックの後ろの位置と、その2か所しかないのです。右の箱に行くべきは、前にいたペアの人。その人がそちらに下がってサイドバイにならなければいけないのです。

前衛は、自分の頭の上を飛んでいったシャトルの球筋を見極めて動かなければなりません。

前を向いてても、後ろにいるペアがどのあたりで打っているのかを気配で感じて動かなければなりません。当然そうしてくれると思いましたし、打った勢いの体重移動で私は真直ぐ前に足が出ました。

いくら「私がここに下がったんだから、右に行ってよね!」と言われても、自分はここに移動しようと思って打っているわけだから急にそこには行けません。

なのでこう言いました。「ここで打ったら体は自然と前に出るから・・」と。

ゲーム中でもあったし、それ以上のことは言わずその日はそれで終わりました。そこには誰も「いや、それはあなたのミスだ」としっかりと指摘できる人間がおらず、自己流で好き勝手にやっている素人集団ばかり。 だから言うだけ無駄と思ったからこちらは黙っていました。

だからこそ”そんな場で、試合でもなんでもないない単なるお遊びの場で、あんなにムキになって文句言ってくるなんて・・”と、呆れる方が先だったというのが正直な感想。

ちなみにそういう人は、どこに行っても結局は嫌われる・・。それを数多く見てきました。

届いたメール

そして翌日になって、その彼女からこんなメールが来ました。 「一言言い過ぎた。ごめんなさい。忘れてたらいいんだけど・・」

前日の出来事よりも、そのメールの文面の方がむしろ不愉快でした。「忘れてたらいいんだけど・・」とのっけから上から目線。「言い過ぎた」というのは、自分がミスしたとはみじんも思っておらず、むしろ「あなたのミスを厳しく指摘しすぎた」と受け止められるし、それだけに対しての謝罪なんだと感じました。

もしそれがわかっているなら「言い過ぎた」ではなく「自分が変な動きをしてあなたの邪魔をした挙句、文句を言ってごめんなさい」となるはずだ。

でも「一言言い過ぎた」というメールの文章は、何に対して謝っているのかがこちらにはちっとも伝わってきませんでした。

ただ「ちょっと言い過ぎちゃったかな、まずいかな、とりあえず謝っておこう」程度の適当さしか感じられず、相変わらず自分の動きは間違ってないと信じこんでいる様子が垣間見えました。

そして相手はもうすでに「謝ったんだからいいわよね」となっているかもしれないけど、なんだかその謝罪メールの文面を見たときからの方が気分がすっきりしなくなりました。

感想

形だけの謝罪は反省してます的なポーズでしかありません。

謝罪というのは、何に対して謝るのかが相手にしっかりと伝わらなければ謝ったことにはならないからです。

特にメールでとなると、細心の注意をはらって的確に言葉を選ばないと、逆に相手を不愉快にさせてしまうんだなぁと、それを今回は勉強しました。

と同時にこんなことも考えました。 バドミントンは速いショットの応酬の中で動き回るから、どうしてもミスはつきものです。誰だってミスしたくてするわけではありません。ミスって落ち込むの誰よりもその本人です。

なのに、それに対してペアが文句を言ったら2対2ではなく1対3になってしまいます。そのペアだって、神様でもあるまいし絶対にミスをしないとは断言できないんだから。

アドバイスならいいでしょう。(けれどそれを求めている場ではないからそれも筋違いだけど) でも先日の彼女の一言は文句でしかないのです。

そういう人はダブルスには向きません。シングルスでもやっていればいいと思いました。

どこのクラブにも属さず、きちんとした基礎を学んでない人だからそういうことがわからないのでしょう。だから私はあえて何も反論しませんでした。

もし、自分なら・・

私は自分よりも格下の相手とゲームをやるとき、「練習だから失敗してもいいんだからこういうことをやってみな」と言います。

そのペアが失敗したとき、それがそのペアの凡ミスなら「ドンマイ」と声をかけます。

でも飛んできた球をペアが取れなかったとき、その原因が直前の自分の球出しが悪さだと判断すれば「ごめん。今のはその前に出した私の球が甘かったから」と素直にわびます。

ところがそれすらわかない人は、ペアが受け損なったというその事実だけを見て全てその人のミスだと決めつけてしまうことが多々あります。

ペアに平然と「ドンマイ」と言うのがそのいい例です。それを聞くと逆に「ドンマイじゃねーだろ、少しは気にしろよ」とつっこみたくなります。何も考えずにとりあえず口にするおうむ返しのような「ドンマイ」と、今回のお詫びメールは質が似ていると思いました。

まとめ

コトの発端となったときの出来事よりも、メールの文章の方にすっきりしない何かを感じました。

的を外したら言葉は意味を持ちません。

その的とは、発する側より受け止める側が判断するものです。

だから言葉選びは慎重であるべきです。「口は災いの素」とうことわざにあるように。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でvioletをフォローしよう!

Pick Up


(最終更新:2017/12/11)

About The Author

violet

はじめまして。ブログの管理人Violetです。

このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。詳しいプロフィールはこちら!


Follow :